「お姉さま、『アレ』を使うわ」
「ええ、よくってよ」
概要
ジェット噴射で垂直に飛び上がったのち、脚部の履帯からチェーンソー状の刃を展開させて亜光速で急降下し、9800トンの重量を乗せた飛び蹴りをぶちかますという非常にシンプルながら豪快な必殺技。
劇中世界の宇宙は真空ではなくエーテルに満たされているため、キックの当たった相手だけでなくその衝撃波だけで周辺の宇宙怪獣まで破壊する。
劇中世界では『伝説の必殺技』として語り継がれ、続くトップをねらえ2においても同様の演出と技がお見舞いされた。
また、バンダイから発売された「SMP ALTERNATIVE DESTINY ガンバスター」のオプションパーツとして
「∞(インフィニティ)スーパーイナズマキックセット」が登場。
これはSMP ALTERNATIVE DESTINYオリジナルの武装で、脚部の履帯から展開されるチェーンソー状の刃が超大型サイズになっているのが特徴。
ゲーム作品で起きたとあるネタ
第2次スーパーロボット大戦Zにてそれは起こった…
カミナ「いくぜぇ! シモンっ! スゥウパァアア!!」
シモン「いっ、イナズマっ!!」
「「キィイイイイック!!!」」
……制作会社が同じ事をいいことに、無関係の筈の天元突破グレンラガンのキャラであるカミナのアニキがこの技を放った。
なお、第2次Zにおいて「トップをねらえ」は参戦すらしていない(続編の第3次Zでは参戦するが。)
モニターはおろかデッキもテレビもディスコも無ぇジーハ村で、どうやってカミナがこの技を知ったのかは全くの謎である。
あと、メインパイロットがシモンに交代してからはロシウやヴィラルにも言わせていた。
ヴィラルに到っては「アレをやるぞ!」と段取りまでパク…完コピしている。
なお『どう見てもグレンラガンの方がこの技の本家っぽい』というのは多くのロボット作品ファンが思うだろうが言ってはいけない。
というよりようやく『本物のイナズマキックの使い手が登場してくれた』とも言えてしまうかもしれない…。