「勝利か、死かだ!」
概要
ズィマーはアークナイツに登場するレアリティ☆5の先鋒(ヴァンガード)に属するオペレーターである。
高レアリティ先鋒だけあってCP(コスト)の回復力に長けており、第2スキルの性質から他の先鋒オペレーターとの相性も良い。
モチーフになった動物は「ヒグマ」(ウルサスのオペレーターはモチーフの動物の英名が服、もしくは装備品に書いてある。ズィマーの場合は斧。)
プロフィール
陣営 | ウルサス |
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性別 | 女 |
戦闘経験 | 半年 |
出身 | ウルサス |
誕生日 | 7月29日 |
種族 | ウルサス |
身長 | 162cm |
絵師 | Skade |
CV | 小清水亜美 |
容姿
熊っぽい丸みを帯びた耳、セミロングヘアーで赤色のメッシュが入っており、セーラー服風の上着にファー付のコート、カラータイツにブーツ。得物は斧を所持している。また、人耳の方ではなく、ケモミミの方にイヤホンが付いている。
人物
腕っぷしの強さからウルサスの冬将軍と呼ばれており口調が荒っぽく、本記事冒頭のように勇ましい台詞が多い。
作戦失敗時にはかなり辛辣且つ熾烈な事を言われてしまうため、少々好みが分かれるところである。
しかし、根は本当に優しい性格で趣味も読書と年相応の少女である。
彼女のセリフで「ロドスのトップはイースチナより若いじゃねえか。なんであんな奴を戦わせるんだ?ああ!?」とドクターに言っているが、後述の経験が故に自分のような子供の犠牲者を出したくないと思っている節があるようだ。また、イースチナの言うことしか聞かないらしい。
年齢に関してはプロフィールの下に「高校生」と明記してあることと、後述の9年制の学校の7年制であるため16~17だと思われる。(本来のウルサスのモデルのロシアでの学校は6歳入学で小中高一括含めて11年制だが、ウルサスは現実とは若干違う模様。)
整備完了スキンではラジオカセットで音楽を聴いている他、基地のSDでは放置していると腕立て伏せを始め、最終的に腕を使わずに腕立て伏せをするが、これはロシアの有名なミームが元ネタである。(ちなみに元ネタはよく見てみるとわかるがワイヤーで補助してそう演出しているだけである。)
戦闘力
前述の通り、CP回復に優れているため序盤で配置するのが望ましい。
防御力が低めなので無理は禁物である。
第1スキル「突撃指令γ」
癖の無いCP回復スキル。
自動で発動するので忘れる心配は無いが、回復量は並程度。
特に理由が無ければ第2スキルを使おう。
第2スキル「ウルサスの雄叫び」
持続時間の間CPを一定量回復しつつ、編成されている先鋒全員の攻撃と防御をアップさせ、更に敵を倒す毎に1CP回復する。
文章が区切られているが、後半の効果も先鋒全員に適用される。
このスキルにより、ズィマーは他の先鋒オペレーターと並べた時に真価を発揮できる。
ウルサスの子供たちにて
本名は「ソニア」であるということが明かされた。
あまり裕福でない家庭に生まれ、事変が起こる前の段階では9年制の学校の7年生だった。
外出禁止と二つあった食糧庫のうち一つの焼失に端を発する食糧不足から、校内は複数の小グループに分かれて安全なねぐらと食糧を奪い合う状況になり、ズィマー自身は一匹狼(熊だが)状態だったところにイースチナを筆頭とするグループが転がり込んだ。
最終的にズィマーがリーダーでイースチナが参謀役になったがイースチナ側の複数の学生が不満を持ってズィマーの殺害を企て、これを返り討ちにしたズィマーはイースチナの友人でもある学生たちを殺害した。
このこと自体でイースチナとの間に亀裂が入ることはなかったが、ズィマーは自治会の学生たちに対して強い責任を感じることになる。
少しずつ悪化する校内の環境に業を煮やしたズィマーは、唯一残る食糧庫を占拠する貴族学生グループを殲滅することを決意、しかし誤って戦闘時に倉庫が燃えてしまい、食料がすべて焼失した。
この時に起こった火事が原因で彼女はアブサントの父親を殺害したと誤解され恨まれている。
そのあと、ロサを拾って最終的にロドスに行き着いた。
ちなみにロサは略奪を行っていた貴族側のグループのトップだったため、カミングアウトした際には怒りのあまりズィマーは彼女に即座に鉄拳制裁を行った。
しかしその後、彼女も彼女なりに罪の意識に苛まれ鬱になっていたことを告白し、正直に告白した彼女の事を最終的には許した。
デザイン元
イラストレーターのSkade氏が2016年に生み出した「紅アズキ」というキャラクターがデザインの大本になっていることが分かる。
2017年にポッキーを食べているイラストが投稿されたがこれが服装の源流になっていることが分かる。
赤いイヤホンを付けているところや服装のデザインがそのままで右胸のAのマークも全く一緒である。
キャラクター自体が使われているとは言わないまでも、装飾類や服装はすべてズィマーに受け継がれていることがわかる。
その他
最初は彼女のセリフの「チェルノボーグ」の部分は「チェルノベルグ」と誤訳されていたが、現在ではボイスも含めて修正されている。
初期の彼女のビジュアルには赤色のメッシュが入っていないイラストも存在する。
二次創作ではロシアがモチーフのウルサスのキャラであるため、よくウォッカと一緒に描かれることが多いが、原作では彼女は一度もウォッカを口にしたことはなく、そもそも彼女は未成年である。
第2昇進では背景に牙を剥いた熊が描かれており、更に勇ましくなっている。
クマーとか言っちゃいけない
また、本記事冒頭の台詞は発音におかしなところ等は無いのだが、何故か「勝利か、鹿だ!」に聴こえてしまうドクターが続出している様子。(死だ!ならこんな事には…)