「そんなにオレに斬り殺されたいか。」
概要
「刀」のトラウマを克服したトラウマイスタ。年齢18歳。
現役カリスマアイドルでもあり、芸名はローマ字表記にした「SENGO」。「リトルハニー☆グラフィティー」という曲をテレビで歌っていた。
人物
整った顔立ちの少年。青の長髪をシルバーの髪飾りで複数の束にまとめている。
一人称は「オレ」だが仕事の際は「ボク」と、状況に応じて使い分けている。
アイドルとしてのセンゴは、「ハニー」と呼ぶファンに対しライブ後であっても笑顔を絶やさず応対し、TV出演の際もサービスを忘れず更にイジリにも気さくに返すなど、とても爽やかな好青年。
しかし素の性格は一匹狼そのもの。初対面のトラウマイスタ達を「足手まといになるだけ」と拒絶したことで、チャップリンとファーブルには「性格が悪い」「ムカつく奴」と思われている。
「勇気の剣」を所持していたことから、出会ったばかりのピカソに追われることに。最初こそ迷惑に思い冷たくあしらっていたが、その鬼気迫る様子に興味を抱き剣獲得の方法を教えた。
その際、ピカソの「無事に帰ってこれたらトモダチになろうぜ」という発言に激しく動揺。そして試練を乗り越えたピカソと晴れて「トモダチ」になった。
実は寂しがり屋。ピカソに会うまでは友達がいなかったため、私用の携帯には母親と迷惑メールの履歴しかない。それ故に友達への接し方をいまいち理解しておらず、
・ピカソのステーキを自ら切り分け、口に運んで食べさせようとする。
・ライブでピカソを紹介しようとし、その際「大事な人」と発言。ファンを混乱させた。
・自分とピカソを象ったフィギュアを発注する。
・ピカソを学校まで送るため、「オレの胸に飛び込んでこい!!」という台詞と共にピカソの家を訪れる。(しかも花束持参。)
・ピカソの布団に潜り込み添い寝をする。etc…
センゴ「別にいいじゃないか。トモダチだぜ?」
ファーブル「はき違えてんのよバカ!!」
本人曰く「その気はない」そうだが…。
実は、センゴとピカソが直接顔を合わせたのはたった4日間しかない。
アートマン
使役するアートマンは「村正」。
またダヴィンチと同じく、「勇気の剣」を獲得している。形状は刀。
過去
センゴの父親はかつて迷宮入りした連続失踪事件を追う刑事で、他人とあまり馴れ合わないセンゴが唯一心を許す存在でもあった。
そんなある日、事件の裏に「ある組織」が関わっていることを突き止めたと話す父は、突如背後に潜んでいた刺客達の刀に刺殺され、センゴは一部始終を携帯越しに目撃してしまう。
その後、父の事件の揉み消しや捜査の打ち切りを知り、ある組織=「チャンドラカンパニー」が警察や国家にまで影響を及ぼしていることを確信。復讐のため、チャンドラと戦う道を選んだ。
最終回
チャンドラに関する記憶がなくなってからは、アイドルを辞めて路上ミュージシャンとして活動。周囲は冷ややかな反応を示すが、ピカソ曰く「今の方がいい」らしい。