「ゴハン食べたらぶっころす」
概要
「虫」のトラウマを克服した女子高生のトラウマイスタ。年齢15歳。
通称「ファーブル」。 作中でもこちらで呼ばれることが多い。
胃下垂体質で、かなりの大食い。よく涎を垂らしている。
人物
赤紫色のロングヘアーと、蝶のような形状のリボンがトレードマーク。目の色は青。
濃い青のカーディガンにボーダー柄のニーソックス、頭のリボンと同じ模様のボタンが4つ付いた黄色のネクタイを身につけている。
ピカソ曰く「黙っていれば可愛い」。胸はスジャータに比べると…らしい。
スジャータを「スジャ姉様」と呼んで慕っており、同時に彼女に目をかけられていたピカソを敵視。「突然股間を蹴り上げる」「痴漢の冤罪をかける」「誹謗中傷の手紙を下駄箱に大量に仕込む」「顔に唾を飛ばす」など辛辣な態度をとっていたが、自分と親友の安曇ちひろを救われた事件をきっかけに恋愛感情を抱くようになり、ツンデレな態度を取るまでに軟化した。
…が、ピカソの知らないところでは「未来のダンナと呼ぶ」「寝ている隙に添い寝を敢行する」など分かりやすくデレデレだったりする。
チャップリンの前では (何故か) 礼儀正しく愛想の良い挨拶をかまし、ピカソに「オレのときと態度が全然違う」「こいつの金玉も潰せよ!!」とツッコまれていた。
センゴを初対面で「性格が悪い」と認識しており、その後友情をはき違える彼に「バカ」と発言したり、センゴ持参の「滅びぬ友情」フィギュアをかち割るなどしている。
(ちゃっかりピカソ型フィギュアは持ち帰ろうとしていた。)
好みのタイプは『あたしより大食いの人』。もしくは『あたしが本当にどうしようもなくて、辛くて苦しくて涙が止まらないとき、蝶々みたいに空を飛んで笑顔で助けに来てくれる人』。
アートマン
使役するアートマンは「昆注器」。鳴き声は「ミ」。
「チューチュードレーン」…物質の原子情報を吸い上げる技。昆注器はそれを10個までストックでき、一度だけ好きな時に「擬態」できる。また、擬態と同時に着用することで、ファーブル自身も擬態が可能になる。
他にも、負ったダメージをトカゲの尻尾切りのように捨てる「自切」「再生」の能力ももつ。
ゲルニカ曰く、触感はひんやりして気持ちいいらしい。
過去
幼い頃は虫好きの少女で、「イモコ」と名づけた蝶の幼虫を大切に飼育していた。
繭になり羽化を待つある日の晩、酔っ払った父が繭をアーモンドと勘違いし、ファーブルの目の前で食べてしまう。
しかし、蝶と思い育てていたものは実は蛾であり、トラウマは蝶なのか蛾なのかははっきりとしない。
最終回
ピカソとの詳しい関係は不明だが、仲は良好な様子。
チャンドラに関する記憶が消え(恐らく以前敵視していたことも忘れている)ピカソに対して分かりやすく好意的な態度をとるようになった。