「戦うよ…」
「オルモを守ることができるのは 私しかいないんだもん!!!」
概要
漫画「金色のガッシュ!!」の続編「金色のガッシュ!!2」で初登場したキャラクター。
公式からプロフィールが明かされていないため、人間換算年齢や好物等は不明。
未知の勢力である『カード』から逃げ延びた貴重な生存者であり、ガッシュの復活に大きく関わった魔物である。
人物像
容姿
可愛いブタさん(?)のイラストが描かれたシャツと、エプロンを縫い付けたようなスカート、無造作に伸ばしたオレンジ色の髪が特徴的(髪色は第1話ラストのカラーページで確認可能。ちなみに瞳もオレンジ色)。
服を洗濯していた第3話のみ、支給してもらったと思われるワンピースとズボンを着用している。
同じ孤児繋がりのためか、どことなく「外伝:友」に登場したムームとビジュアルが似通っているようにも見える。
性格
新たな敵である『カード』に恐怖し涙を流すシーンこそ多いが、まだ幼いながらも「姉」としての強い自覚を持っており、心身がボロボロになった状態でも恐怖を乗り越えて立ち向かう勇気を秘めている。
現に第1話ではエジプトの人売りに騙されてオルモを捨てられそうになり、かつワイグから重傷を負わされても尚「オルモを守れるのは私しかいない」と諦めずに立ち上がり続けたほど。
幼いながらも勇気ある姿と言葉は、敵であるワイグからも「骨のある奴は大好きだ」とある程度認められ、駆け付けてきたザハラにも「ここまで気合いの入ったこと言われちゃ助けるしかないじゃない」とまで言わしめたほど。
術
公式から術属性が明かされていないため、公式情報としての表記は不明。
他の魔物達と同じく『カード』陣営によって術の力を奪われているため、使用できる術数や得意とする系統も不明なまま。
一応、第3話にて以下の呪文が名前のみ判明している。
ベリル
清麿から魔本の説明を聞いた際、「本が無くても術が出せるよ」と言って発動しようとした呪文。
右手を前方に突き出していたので「手から何かを発射する」タイプの術だと思われるが、作中では不発だったので効果は不明。
「ベリル」が英語で「緑柱石」を意味することから、チェリッシュの「コファル」と同じように鉱石や宝石の類を発射する術なのではないか?という考察もある。
活躍
初登場は第1話。
前述の通り、『カード』の侵攻から逃げ延びた魔物として登場。
ワイグ&ギルから逃げ続ける中、(おそらくジギーの計らいによって)転送装置のある施設へ入り込み、ジギーの命を賭した作戦のおかげで人間界へ移動することに成功(ジギーの奮闘については「ジギー(金色のガッシュ!!2)」の記事を参照)。
ジギーからもらった手紙を元に清麿を探すも、噂を聞き付けた人売りに騙されてアジトへ案内されてしまい、労働力として働かされてしまいそうになる。
そこへやって来たワイグによって(結果的に)人売りは散り散りになるも、ワイグから容赦ない攻撃を受けて瀕死の重傷を負わされる。
だが、間一髪で到着した清麿がワイグを引き付けてくれたことで逃走に成功し、暫くは孤児院兼学校の施設に身を寄せることに。
第4話では、遺跡の公開を決めた清麿に同行し、共に奥の部屋で大量のミイラを目撃。
追い付いてきたワイグに抵抗する清麿の勇士を見た時、「ガッシュは自分達を見捨ててはいなかった」ことと「自分とオルモの中にガッシュの『命の欠片』が宿っている」ことを思い出す。
すぐさま清麿へ手紙を渡したところ、手紙が本のページに変わると同時にゼリィの身体からも「命の欠片」が抜け出し、ガッシュ復活になくてはならない貢献をした。
そうして復活したガッシュが清麿と共にワイグを撃破した後は、彼らに同行する形でイタリアへ移動。
キャンチョメ&フォルゴレと合流した夜には、フォルゴレの自宅で共に夕食をいただき、キャンチョメが陽気なダンスを披露した時にも楽しそうにしていた。
その後、ガッシュと清麿が突如として恵を助けに向かった時には同行していないため、第13~20話時点では一旦別れたままとなっている。
関連タグ
オルモ/ミッピ……共に過ごしてきた家族。
テッド/チェリッシュ/レイン……孤児院で自身を育ててくれた大切な人達。
ガッシュ・ベル……「魔界の王」その人であり、命を分けてまで助けてくれた恩人。
ジギー(金色のガッシュ!!2)……命を賭して人間界まで導いてくれた2人目の恩人。