概要
桐沢十三氏による、日本各地(おもに東京)の建物を巡る作品(一枚絵と文章で構成)。
作内表記では「日刊桐沢 タテモノめぐり。」。
2015年4月23日から9月7日まで「コミックアース・スター」に連載され、2016年4月からpixivに再録(投稿)されている。
一景目~百三十一景目と番外編ノ一~番外編ノ十七があり、「日刊桐沢」の『ああ日刊桐沢01』~『ばり日刊桐沢75』の奇数番に相当する。
登場人物
・みなみ
不動産屋の跡取り娘。東京タワーを「地元」と呼べるあたりに両親と住んでいる(姉もいるが、進学して家を出て行った)。
住処を探すコーネリアスに付き添い、東京のあちこちを巡る。
・コーネリアス
ハムスター……のような何か。頭頂部から背中にかけて、黒っぽい1本の筋がある。日本へは、キノコの現地調査などのために来た。
東京で住処を探すため、みなみと一緒に東京のあちこちを巡る。延々と探し過ぎて作内で突っ込まれたことがあるが、八十八景目から団地に住み着いた。
コーネリアスたちは菌類を活用した文明(キノコ炉とか粘菌とか)を持っており、百三十景目では千代田区内の地底で何やら行って……。
・もみじ
広島市在住。祖父は呉市にいる。アーノルドとともに、広島県をはじめとした各地を巡る。
・アーノルド
コーネリアスの知り合い。やはりハムスター(のような何か)。体毛はコーネリアスより濃い色で、頭頂部から背中にある筋は2本。
東京に落ち着き、コーネリアスとともに研究をしていたが……。
・マイロ
百三十景目に出てくる、ハムスター(のような何か)。コーネリアスたちの母国にいる通信相手。