ダリアの祝福を
概要
綾辻行人氏が執筆する『館シリーズ』の一冊「暗黒館の殺人」に登場する架空の記念日。
浦登家初代当主・浦登玄遙の妻ダリア夫人の生没日9月24日を指し、この日は一族が住まう屋敷「暗黒館」にて『ダリアの宴』なるものが催される。
通常『宴』に参加できるのは玄遙・ダリア夫妻の子供と孫にあたる血縁者とその伴侶、使用人内では家令の鬼丸老以外は許されていないのだが、作中では浦登玄児の推薦により「私」こと中也が加わる事になる。
宴では濃紅の赤ワインとスープ、それに黒い壺に入ったペーストをパンに塗ったものが出されるが・・・・・
余談
綾辻行人氏本人は勿論本作のファン間でも「ダリアの日」を祝うのが恒例となっており、Twitterでは毎年作者本人の祝辞TLを筆頭に、『宴』に準えた料理や当作の画像、中にはダリアの花を飾って祝いの言葉を捧げる方もいらしている。