もしかして段取り?
概要
ダンドリとは、順序立てて効率よく作業することである。
日常生活においても、ダンドリよくしておくのがいい。(ピクミン4作中でのtips)
ピクミン4に登場する用語である。作中でも表示されるとおり、効率的に作業を進めること。
元々、ピクミン1にはクリアにゲーム内時間で30日の制限時間が設けられており、期間内に各エリアに散らばった30個の宇宙船パーツほぼ全てを回収する必要がある。
しかしパーツは様々な障害に阻まれ、一筋縄では回収できない。モタモタしていると30日が過ぎてしまいゲームオーバーとなってしまう。
そのためプレイヤーに求められるのが、『いつ何をどれからするのか』を考えるダンドリである。
後の作品でも、特にチャレンジモードやミッションモードで重要な概念となっている。
明確に公式がこの言葉を使うようになったのは後の作品からで、
ピクミン2制作スタッフからも少し触れられているが、本格的に使われ始めたのはピクミン3からで、当時は宣伝で使われている程度だった。ゲーム内でも頻出するようになったのは『4』から。
『4』ではもっぱら頭に葉っぱの生えてしまった遭難者、葉っぱ人がこの言葉を使用する。
葉っぱ人になるとダンドリのことで頭が一杯になるらしく、彼らは洞窟内で偽物のオタカラを作っては運搬することで永遠にダンドリを鍛え続けるようになり、出会った主人公(プレイヤー)にダンドリ力を試すべくダンドリチャレンジを持ちかけてくる。
曰くこの惑星ではダンドリが悪い者は生き残れないらしく、
ダンドリが悪い者は死亡するか、葉っぱ人と化して生きながらえるかの二択になるとのこと。
ちなみに、英語版においてもそのまま "dandori" という表記が使われている。
そのため、ゲーム下手やどんくさい事、失敗した事を意味する "skill issue" と組み合わさり "dandori issue" という言葉が生まれ、英語圏でミーム化した。
作中でのダンドリ
ここでは作中におけるダンドリが良い例、悪い例を挙げていく。
・ダンドリが良い例
- あるピクミンでひとつの作業をしている間に、他のピクミンが別の作業に取り掛かる
- 物を運ぶ前に拠点への近道を作る
- リーダーを「ここまで移動」で移動させ、その間に他のリーダーを操作して作業を進める
- 強力な原生生物をバクダン岩で始末する
- ピクミンが暇を持て余す時間を限りなく減らしていく
・ダンドリが悪い例
- 仕事が終わったピクミンを長時間放置する
- 無理矢理少数のピクミンで突破しようとして時間がかかる
- 拠点とそこから遠く離れた場所を何度も往復する
- 運搬ルートの把握が甘く、原生生物に運搬中のピクミンが襲われる