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「これはオレの自己満足(オナニー)だからな」


プロフィール編集

名前アレクセイ=テジロフ
身長194cm
体重94kg
誕生日4月4日
好きな数「4」
CV下野紘

概要編集

テジロフとは、Web漫画『蒼い世界の中心で』の登場人物。

第1部第3話「穴には棒を凹には凸を」から登場。

コンシューム大陸ではない北方の国『ロルグ』から来た傭兵。

セグア王国に雇われ、特殊部隊の指揮を任される。


人物編集

魔道学院創設以来の革命児と呼ばれるほどの天才だが、口を開けば「オナニー」「棒を入れる」などの下ネタを連発する。

傭兵らしく報酬次第で鞍替えする一方で面倒見は非常によく、ある種の筋が通った行動理念から多くの人物に信頼されている。


戦闘スタイルは練成(パズル)で、あらゆる攻撃を防ぐ防御光壁(オボロナ)と、棒を使った格闘術と組み合わせた滅突(スメルテルニーウダル)が得意技。

その強さは異質にして普遍的、完成されたオリジナルであり、彼を真似する者は多いが超える者は未だ現れていないという。


生い立ち編集

社会主義国家『ロルグ連邦』に生まれる。両親は不明で孤児院で育った。

7歳にして大人を凌駕する能力を持ち「神の落し物」と呼ばれるが、その才能を浪費するかのように「オナニー講座」を始めるという常軌を逸した感性に誰も付いていけず、施設をたらい回しにされていた。


4つ目に訪れたカリンカ修道院にて「性欲は生きる欲」と語るエロシスター『タチアナ=ペントノワ』と出会う。

テジロフの才能に畏怖することなく接するペントノワに心を開き、500人の孤児たちを家族と認識するほど打ち解けたテジロフだが、その才能を国家が認めたことにより国外の魔道学院に留学することになる。

「生きたいように生きるのが人間の使命」と教えられたテジロフは、カリンカ修道院で過ごした7年間の感謝をペントノワに伝えて孤児院を去った。


魔道学院で才能を開花させたテジロフは、在学中にもかかわらず他大陸にも響き渡る名声を得ていた。

6年後、祖国ロルグの体制が崩壊して支援金が打ち切られるが、特に問題視はしていなかった。

さらに2年後、テジロフは魔道学院創設以来最高の成績を残して卒業。


祖国に帰国したテジロフは、恩師ペントノワが既に亡くなっていたことを知らされる。

体制が資本主義になったことで貧しいものへの保障が無くなり、施設への配給が減る一方で自由競争により物価が上昇、身寄りのない子供が生きていくには厳しい社会になっていた。

「カリンカ修道院を守り続けるのが私の生き方」と誓っていたペントノワは、孤児を養うために働きすぎて過労死していた。


テジロフは国家に縛られず傭兵として生きる道を選ぶ。

既に名声を得ていたテジロフは仕事に困らず、資本主義により報酬も高騰していた。

報酬が一番高い依頼を受けたテジロフは、前金を全額カリンカ修道院に寄付する。

何の意味があるのかと問われたテジロフは、恩師ペントノワの教えを思い出しながら「意味のない自己満足(オナニー)」と語った。


余談編集

モチーフはTETRISとその生みの親、アレクセイ・パジトノフ。

出身国のモチーフがゲーム会社ではなく実在の国家なのは、テトリスの版権をソビエト連邦の国家機関が管理していたという事実に由来する。

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