ストーリー
戦乱の絶えない大陸 コンシュームでは赤き瞳のニンテルド帝国と青き瞳のセグア王国が 大陸の占有率をめぐって 厳しい戦争を繰り返していた。劣勢のセグアだったが、少年ギアの登場で戦況は変わっていく。(公式ホームページより、第一部)
内容
コンシューム大陸(=コンシューマーゲーム)の覇権を巡り、キラーと呼ばれる人々が活躍する物語。登場人物は実在のゲームが元ネタとなっており、家庭用ゲームソフト、ハード、メーカーなどの歴史も垣間見える作りとなっている。
セグア王国の少年・ギアが主人公であるが、本編2部からはニンテルド帝国やその他の国のキャラ視点で物語が進んでいくことも増え、群像劇の要素が強まっている。
TVアニメ
TOKYO MX・AT-X・テレビ埼玉にて2012年・2013年に放送。
放送日・サブタイトル
話数 | サブタイトル | 初回放送日 |
---|---|---|
第1話 | コンシューム大陸厳しい(ハード)戦争 | 2012年10月20日 |
第2話 | キラー | 2012年12月27日 |
第3話 | ロストスター&KID | 2013年4月4日 |
登場人物
見方- 名前/異名-戦闘スタイル
コンシューム大陸
セグア王国
本作の第一部主人公。好物はチリドッグ。足がとても速いが、泳ぐのは苦手。
生命子を回転させ、それを纏って突撃するスピンチャージが十八番。片手サイズの小さなものを発生させる改良版のスピンナックルも存在する。
- マウア=ティル
ギアの弟分。ギア、ネルとともにエスシ村(完全版ではマクスリ村)に住んでいたが、攻めて来た兵に殺されてしまう。
セグア正規軍No.2の実力を誇るシューター。かつては弓矢を用いていたが、テジロフの助言を得て体内エネルギーを射出する「ショット」に切り替える。
また、ショットのエネルギーを収束させずに放つことでヘビーボムという爆発を起こせる。
幼い頃からギアと暮らし、ギアを実の兄のように慕う少女。周りの状況を察知する「超共感(オンライン)」をもつ。必殺技は右手に付けた爪にロールプレイングを付与したネルクロー。
セグア軍の副将軍。同じパズルでもテジロフにはない、宝石を用いて魔法を連鎖させる「魔道連鎖」を編み出した。
- ソンダ
セグア軍の兵士。自称、帝王ソンダ。実力のなさから、ドーピングに手を染める。
- アレックス
セグア軍元No.1の実力を持つ将軍。何かがあるとじゃんけんで決着を付けたがる。ホープ砦に幽閉されており、最終的に息子のギアに吸収され生涯を終える。
セグア王国の女王。3次元空間を完全に制御する「超空歩(ゼットコーディネート)」を使用できる。
- サキラ/八極燕隠流
セグア女王近衛兵長。多角形障壁(ポリゴン)を習得している。十八番は鉄斬杭。
ニンテルド帝国
- マルクス/炎帝-アクション
ニンテルド帝国の帝王にしてコンシューム大陸No.1の男。踏みつけで戦艦を破壊するほどの力を持つ。アクションの他、パズルやロールプレイングも会得している。
必殺技は業火を放つファイアーボール。
また、踏みつけはスーパーフットスタンプという名前。
吸収した人間として、角がある屈強な男性とパラソルを持った女性が挙げられる。
- グリージ/王弟-アクション
六将軍。
マルクスの弟。兄とは仲は良いようだが、何かにつけて比べられるのを嫌い、主役になることのみを考えている。
イニシャルはGだが、元ネタ額のとバイトはLなので少々ややこしい。
六将軍。
自称「コンシューム大陸一の頭脳」。謎が解けた時には頭の中でメロディが流れるらしい。
音感があるらしく指揮が上手い。オオカミや鶏を飼っているらしい。
剣を始め、ブーメランや爆弾、クローショットなどを使いこなす。
敵を怯ませることでウィークポイントが見え、そこにスマッシュを叩き込むことで大ダメージを与えられる。
吸収した人間として、刀を持ったゼリグに似た者が挙げられる。この力を引き出すと仮面を装備した姿になり、剣も変形する。
六将軍。
上手く行かないことは何度もやり直す根性の持ち主。飛竜を巧みに操る。
命中率の良い武器が好き。シミュレーションロールプレイングは独自に編み出したもの。
吸収した人間として、恐らく戦闘中に死んだであろう馬のような動物を連れた女性が挙げられる。
六将軍。
バカの大食い。好物はトマト。
ハンマーで戦うが、それに加えて一つならどんな技も「コピー」できる能力を持つ。例えば、かつてゼリグと戦闘した際は彼の剣術をコピーして切り結んだ。
詳細は不明だが、吸い込みにも言及された。
ある研究所の生物兵器としてつくられ、視察に来たゼリグに見出された過去を持つ。本名はポロロで、カーヴァイという名前はゼリグが付けたもの。そのせいか彼に特に懐いている。
- マーサ/超能力少年-ロールプレイング
六将軍。
10代前半の子供にしてニンテルド六将軍に上り詰めた。死別した母親に「最後まで泣くんじゃない」と言われて以降泣いていない。
PSIサンダーやPSIブレインサイクロンなどの多彩な超能力を操る。必殺技はPSIスターストーム。
それに加え、本人曰く「さいこうのバット」で武装している。
吸収した人間として、女性の誘拐犯が挙げられる。
- サーロイド/仮面の女-アクション
六将軍。しかし何故かキャラ紹介に書かれていない。
常に仮面を被った金髪の女性。浮遊するクラゲを飼っている。
公式ファンブックで素顔が判明しており、トップ絵でも素顔が見られた。
必殺技はチャージ砲。
- フォスタ/ニンテルド空軍-シューティング
ニンテルド空軍No.2の実力を持つキツネ顔の男。借金がいくらかあるが、これは父親が残したもの。自分がギャンブルで作ったと周囲に解説している。
作中で唯一、CDキラーではないが多角形障壁の使えるキラー。
- ドル・ディゴルグ/伝説の豪腕-アクション
三伝説の一人にしてアクションの祖。帝王マルクスも目標としていたが、魔鏡マジュゴンによって力を奪われ殺される。
- ディゴルグJr.-アクション
ディゴルグの息子。父の無念を晴らすためイリーガルパイレーツ襲撃に向かうも、彼もまたマジュゴンに力を吸われてしまう。
- ヨズー/帝王のペット
マルクスが王室で飼っているトカゲ。チョイ役。
- ピリカ/でんこうせっか
ニンテルド南部”くさむら”の最年少かつ恐らく唯一の生き残り。
くさむらがピンチに陥った際、ある大役を任されたことで六将軍並みの戦闘力を手に入れた。
- ユゥ/一族最高の遺伝子
くさむらの民の最年長。人前に出るのが苦手。
念動力などでの戦闘や、対象をワープさせる能力を持つ。
ピリカをヴォクサルIIIから脱出させ、自身は残った。その後の安否は不明。
彼女に限らず、くさむらの民はキラーとしての能力とは別に特殊能力を持つ。
- ユゥクゥ/一族最強の遺伝子
ヴォクサルIII脱出戦で吸収され、脱落。
くさむらの民の父親。シーズンごとに女をとっかえひっかえし、子供の数はひゃくごじゅういち。何なら別の大陸にはもっといるらしい。
- ドゥモリ
ギアが以前救ったニンテルドの村の新しい村長。以前は優秀な戦士だったらしく、本能的にギアの強さが気になる様子。
- しじみ
ドゥモリ村の役場の役員。ドゥモリとは長い付き合い。
- 闇の狩人
ニンテルドの影の守護者。ダークハンターと読む。
狙撃という能力において将軍以上の能力を持ち、戦争開始前に敵対勢力の指導者を暗殺することでニンテルドに影ながら貢献してきた。
しかし、BDキラーと化したミゴルに銃弾を阻止され、さらに特定された狙撃ポジションに生命子全開の反撃を食らったことで死亡した。
ニンテルド友好第三者国(1〜3部)
エリール共和国
- ミョムト=ユーティ/絶対勇者-ロールプレイング
コンシューム大陸で唯一「勇者」の称号を持つロールプレイング最強の男。ニンテルドのマルクスすら衝突を避けている。
その覇気に圧倒され、「はい」か「いいえ」で答えられる質問しか出来なくなる。
楽器の演奏も上手いようで、コンサートも開いたことがあるようだ。
「凍てつく波動」「スーパーハイボルテージ」「ギガスパーク」といった技を使用した。
- パトリー=シャビア/勇者の馬
ミョムトらに助けられた経験を持つ馬車引き。女王様の様な服を着ているがドM。
- マノス=ピア/勇者の付き人
ミョムトを「ボス」と呼び慕う付き人。頭がさえ、推理力が高い。肩にアザがある。
スロヴィア王国
- クリスタル=エフェレフ/究極王女-ロールプレイング
スロヴィア王国史上最強という噂も上がっているキラー。第4部ではミゴルと共に主人公という位置づけになっている。
ミョムトと共に二大ロールプレイングの一角と呼ばれるほどの強者。
技が非常に多く、分身や流星群などを起こしたりする。
必殺技はリミットブレイクから放たれるエンドオブソウル。
- セブーナ(マチルタ・ガッサーナ)/進化する英雄-ロールプレイング
クリスタルを心から慕い、支えている親友。
6人の兄を吸収しており、6つの技を使っていた。
- ヤヤ=バルレオス/クリスタルの親友-ロールプレイング
クリスタルの親友兼幼馴染。常に強い勢力に加担する蝙蝠。
公式ブログに不定期更新の「ヤヤの爆弾発言」というコーナーがある。
- アリシテッド=スレイド/秘めたる憤怒-ロールプレイング
クリスタルの親友兼右腕。幼少期からのライバルでもある。向上心が高い。
ハビド共和国
かつては「和風ミョムト」とも言われた天才戦士(本人はこの二つ名が嫌いらしい)。
今は刀を捨て、社長業に勤しんでいる。
- バクドウ=シロコ/爆弾淑女
爆弾製造技術が高く、テロリストの仲間として捕らえられていたキラー。
キチョウにトンネル工事の手伝いとして釈放、そのままキチョウの秘書へ。
デコルアン
- アシモフ/デコルアン領主
- アカギ/ノンストップランナー
- ハーキュリー/不死身の男
- ブロックス/鋼の賞金稼ぎ
- ドロシー・プリン/世界のドロシーパズル
タトランド
- イ・ベイザー/伝説の侵略者-シューティング
三伝説の一人にしてシューティングの祖。
バグを煩っており、相手に近寄ると相手の攻撃がすり抜けてしまう。
伝説の名は伊達ではなく、通常ショットが必殺技級の威力を持っていた。
中立国
ナルアー王国
- パクノス・N・バーグマン/伝説の捕食者
三伝説の一人。きさくな大喰らいだが、いつかマルクスを倒さんとする野望を持つ。
十八番は「ドットイーター」。
- ランコ=ワジュン/人間拡声器
武術大会”E3”の司会を務める声の大きい女性。「わー」や「がー」を強調する。
- ゼルバルー-シューティング
ナルアーが誇るシューターだったが、イリーガルパイレーツに力を奪われる。「バキューラシールド」という頑丈なフォースシールドをはることが出来る。
ガンプ連合
ガンプ傭兵団に所属していた格闘術を使う女。脳筋なのか、変な言い間違いが多い。
E3でのミョムトとの戦闘の際、ギガスパークを防御するために連続ブロッキングを行った。
元はナルアーからの移民。
相手の技を模倣する戦術が得意なアクション使い。
バトルラインで先に登場しているが、本編では言及がされたのみで姿が確認できるのは1コマのみ。
その他
パズル魔道学院No.2の実力を誇るパズル使い。ロールプレイングやアクションの要素も持っており、多芸な技が魅力。
- ミナミ
E3予選に出場するが、初戦から最強の敵が現れ予選落ち。
- ガリィ=レジェンダ/格闘狼-コマンドアクション
リベンジのために超必殺技「燃焼噴波」を用意していたが、コマンド入力ミスで敗北した。
- スペルランサー/世界的探検家-アクション
E3に出場した探検家。試合前に足をくじいて欠場したと思いきや、諸事情で舞い戻った決勝では普通に一撃を叩き込んで勝利。その後、表彰台から滑落するなど強いのか弱いのか分からない。
自分の村を救うため財宝発掘に挑んだ発掘団の唯一の生き残りで、全滅しかけながらも「生き残るための道筋を見極める」能力に目覚めたことで「絶対に生き残る」キラーとなった。
- かぼちー/魔女
エストリア国の魔女、スロヴィア元老院の依頼でクリスタルの強化に手を貸す。他にも目的があったようだが、真意を明かさぬまま自らクリスタルに吸収され死亡する。
- ララロロ/カーヴァイ隊補佐
カーヴァイと同じくある研究所出身。彼女の元訓練担当。
サーロイド曰く防衛なら定評のあるキラーで、エッグシールドというバリアを生成できる。
カデンシア大陸
ピシエ王国
ゾルディア帝国
- アイザイア・ミゴル/ゾルディア軍 少佐
国民のことを第一に考える良識人。熱い性格で、傲慢で横暴な上司を半殺しにし、「狂獣」と恐れられている。
レッドブリス領
- ギオナ=レッドブリス/お嬢様
E3出場者の一人。バルザックにいたぶられたところをギアに止められ、サクラの咲く頃にセグアへの奉公を誓う。
ロルグ連邦
- アレクセイ=テジロフ/神の落し物-パズル
パズルの基本にして天才。彼を真似するものはいても、彼を越えるものは現れないという。
息を吐くように下ネタを言う。格闘術、ブロック魔法、消滅魔法を組み合わせた戦闘スタイル「アクションパズル」を確立した。
技の中には「T-スピン」という隠す気がないものまで存在している。