テンペスタース
てんぺすたーず
7年前に起きた事件で行方不明になったiDOL。起動実験中に突如暴走し、マスターである双海真美と共に虚数領域へ消失。
その後トゥリアビータに拉致された双海亜美の前に突如出現し、雪歩のヌービアムと千早のインベルを圧倒的パワーで退けた後、真美を亜美に託し自己犠牲同然の行動に出て外装部分が消滅。この際超高熱に長時間さらされたことにより、大部分の記憶が消失した。
その後はコア単体で運用されており、エピメテウスを引き寄せる波動を放ってトゥリアビータ本部へ向かう春香とインベルの活路を開いた。
最終話でネーブラの腕にくくり付けられ、アウリンへの活路を切り開く。後に消滅する際には双海姉妹に別れの言葉を残した。
前述の暴走事故は実験中に重傷を負った真美を治癒するため行ったことだったのだが、この影響で真美は見た目は12歳だが精神年齢は5歳のままになってしまっている。そのため「幼女拉致監禁ロボ」「誘拐犯」などと言われることも。
戦闘能力に関してはプロメテウスの中でも最強クラスで、ほぼ完全な自立稼働にもかかわらずインベルとヌービアムを一蹴している。他、ファンネルのような浮遊砲台も装備。さらに他のiDOLに干渉し、その動きを止める波動やエピメテウスを引き寄せる波動を出すことが可能。
登場する話が少なかったために性格などは不明だが、真美を連れて行く際に亜美に謝罪したり、亜美を連れ去ろうとしたヌービアムとインベルを問答無用で叩きのめしているところを見る限り、姉妹への愛情の強さがうかがい知れる。
小説『アイドルマスターXENOGLOSSIA -絆-』では、終盤になってようやく帰還した。尚、真美は行方不明になっていなかったという設定の為、虚数領域へ乗り込んだインベルによってコアだけの状態で引きずり出された。
Pixivでは、本家の如月千早の楽曲「arcadia」がテーマソング扱いされたりしているが曲自体にも「風」や「嵐」等テンペスタースを連想させる単語が含まれている。