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概要編集

漫画『NOBELU-演-』の登場人物である斑鳩トーリ×波田ノベルのBLカップリング。

トリノベ、又はトーノベとも。


キララ芸能事務所のゴールドクラスに所属している二人。

共に訓練に励んでいたものの、トーリは事務所を移籍。ノベルを主演とした映画のオーディションに参加して共演が決定し現在は行動を共にしている。


安西曰く「」と「


基本、恋愛要素は多く取り入れてある作品ではあるが、ここまで同性愛が描かれているカップリングはこの二人のみ。お姉さま方にウケが良く人気上昇中である。


僕が傍にいるよ…編集


※以下、ネタバレ有※





斑鳩トーリは同じゴールドクラスのメンバーへの仲間意識は皆無で、友達すら作らない冷徹な少年であった。

しかし、波田ノベルの優しさに触れて心を開き友達となる。そのトーリの行動は以下の通り。


弁当を作る

一緒に手を繋いでトイレに行く

至近距離で頬に触れる


である。

その行動はタケルに「女子か!」と突っ込まれ、当然トーリのあまりの変貌っぷりにメンバーは驚愕した。一方でノベルは満更でもない様子。

しかし、演技バトルでトーリはノベルとの友情を決別し、二人の関係は終わってしまった…かに見えたが。



――――野島伸司氏はやってくれた。



映画の撮影に船に乗船中、まさかの爆破テロ事件が勃発。

子役達は避難用ボードで逃れるもノベルは目の前で母親を失うという悲劇を目の当たりにする。

そこでノベルを真っ先に慰めたのがトーリである。


かわいそうに。僕が傍にいるよ。ノベル、ずっと君の傍にね


と後ろからノベルを抱擁し寄り添うトーリ。周囲には美少女達が揃っているというのに…。

しかも自ら友達を捨てて、まさかの掌返しである。

その後、ノベルは母を亡くしたことで傷心。女子達の意図的な慰めは失敗に続く。そのノベルを笑わせたのは、やはりトーリであった。


ノベルと手を繋ぎ、目隠しをして案内

今まで君付けで呼び合っていたのに呼び捨て

泉の中ではしゃぐ


と、どう見たってカップルにしか見えない二人。

更に、このときメンバー達が水、食料不足で悩む中でトーリは内密にノベルを連れ出したのである。

そしてお手製の槍を作り魚を捕ろうと提案。かつての友情を取り戻したようにも見える二人であるが、時折浮かべるトーリの妖しく微笑む貌が恐い。ヤンホモ的な素質が垣間見える。


同時、避難用のボードは何者かによって切り裂かれていて…。


ここまでトーリがノベルへの接し方が極端に変わったのは彼の家庭内事情による。

トーリは病弱な弟の為に辛いのを我慢して骨髄移植、大量の血の輸血、そして臓器提供までした。己の体を犠牲にできたのは肉親との繋がりの方が強いと考えているからで友達を作らなかった分、家族への愛情が深かったと思われる。


しかし、その愛情は見事に裏切られる。

母親の残酷な言葉にトーリは絶望。慕っていた母を花瓶で殴打し弟との縁も切った。

この拘っていた繋がりを失ったことで、トーリは同じDID患者でライバルでもあり、そして家族を失い孤独となったノベルに共感し、特別な感情を抱き始めたのかもしれない。


(行動からして危うさを感じるが)


ちなみに、トーリが年相応の無邪気な笑顔を見せるのはノベルの前だけである。


関連イラスト編集

外人4コマと漫画【NOBELUで】子役の教育【メアの教育】

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