概要
W.I.S.Eの第五星将。地域警備を担当し、組織に仇なす者を殲滅するのが役割。
短気かつ好戦的な性格で、機嫌を損ねた者をすぐに処刑してしまうため、味方や部下からも疎まれている(もっとも、W.I.S.E内で仲間に情を覚えているメンバー自体が極めて少なく、ドルキ1人だけが除け者にされていた訳でもないが)。
仮にも幹部職に就くため地頭が良く、相手のPSIの特性と弱点を見抜く観察眼もあるのだが、自身の『爆塵者』に絶対の自信を持っているが故に、却って非効率な行動を採ってしまいがちと、結果的に「攻撃は最大の防御」を地で行く馬鹿の一つ覚えの体現者と化している。
『爆塵者(エクスプロジア)』
PSI能力はバースト系で、任意の場所に爆発を起こす。
火力はかなり高い上に前兆がまるで無いので、殺傷能力に長ける。範囲や威力も細かく調整できる。
しかし、爆発の形で大量のPSIを放出させる性質上、夜科アゲハの『暴王の月(メルゼズ・ドア=感知したPSIを手当たり次第に貪りながら攻撃する)』とは相性が悪く、彼との初対峙で引き分けに終わってしまう。
ただし、再戦の際にドルキは自信の能力の “任意の場所の爆発” を用いて、本命の爆発と同時に囮の爆発を併発させる対処法を見つけており、決して相性勝負だけで勝てる程浅い能力でもない(だが、ドルキは『暴王の月』の対処法を見つけながら、「『爆塵者』の火力だけで倒す」のに拘泥した結果、オーバードーズによるゴリ押しに終始する戦略ミスを犯した)。