概要
アメリカ文化圏における学内階級「スクールカースト」の下位に属する、所謂「大人しい子」の総称。
「ナード=オタク」とされることも多いが、実際にはオタク以外にも地味子やガリ勉(ブレイン)等も含まれる。
基本的にあちらの学校ではスポーツ能力や社交性が重視される為、自己主張の弱いナードは「ジョック」と呼ばれるアッパーカーストから見下されて生活することになる。
親側もそれが分かっているので、90年代辺りまで子供が文科系の趣味を持つのを歓迎しない場合が多かったとか。またボーイスカウトなど、課外活動を通じ性格矯正を行うケースも。
日本では当たり前のように漫画を読む文化があるが、アメリカではかつて漫画はナードでもない限り読まないとされていた。
2020年代に入ると往年よりもアメリカ文化圏におけるナードへの寛容度は幾分か上がっている。