あらすじ
平和を乱す数々の凶悪怪人たち
今日もノーパンマンは一人戦う・・・
キャラクター
ヒーロー
ノーパンマン
本作の主人公。全裸に赤いマフラーと髪留めのリボンのみという目のやり場に困るスタイルの少女。髪(くせっ毛カール)と目の色は青。下は生えてないらしい。無口でポーカーフェイス。あまり、取り乱したり、感情を露にすることはない。実はとある少女宅の押し入れに居候しているとの噂も。
作中屈指の戦闘力をほこっており、登場する敵のほとんどを初撃で倒している。また、大型船を軽々と持ち運ぶほどの怪力、空中を自在に飛び回る飛行能力や高速移動能力、敵に気づかれずに背後へ忍び寄る隠密性、どんな状況でも敵を確実に仕留める技巧性など数々の並外れた力がある。
基本的に悪事をはたらく怪人に対する対応は容赦無いが、あくまでもお仕置きで、殺すようなことは基本的にしない。また、あまり悪さをしない怪人や、人に迷惑をかけない怪人に対してはさほどきつい処分はしないなど、優しい一面も。
怪人の中でも、ほとんど悪事をはたらかないタッチカンとは仲が良く、話をすることも多い。
コラボ漫画、「スキンvsノーパンマン~痴情最凶の戦い~」において、メガネの少女から、「のんちゃん」と呼ばれていることが判明している。
番外編、リコリスの憂鬱において、彼女の意外な秘密が明かされている。
ジャスティス・パンチョ
ノーパンマン以外で登場した数少ないヒーロー。本編以前からノーパンマンとの面識があった模様(ノーパンマン曰く、相変わらず暑苦しいやつ、とのこと。)。怪人に負けず劣らずの変態。組織の代表怪人の一人であるタッチカンが知らなかったこと、ノーパンマンにほかの怪人同様一撃で倒されたことなどから、あまり強くはない様子。ファイトスタイル等は不明。
悪の組織
ノーパンマンが戦っている組織。組織名や首領、幹部の人数、支部の数、組織の目的等については未だ謎に包まれている。
幹部
基本的に怪人のまとめ役で、怪人よりも格上の存在。怪人と幹部の仲は良好な様子。番外編、「リコリスの憂鬱」において、パンツ博士とリコリスにより、怪人と幹部では戦力その他においてかなりの差があり、普通の怪人程度ではとても幹部のあいてにはならないということが示唆されている。
リコリス(怪人名:下着ウーマン)
ボンデージを身にまとう謎の女性。ケモ耳と、栗型のゴーグルとニップレスをつけている。主要武器はイガグリを模したモーニングスター。巨乳。口癖は「~マロン。」
ノーパンマンに負けてばかりで使い物にならない部下に頭を悩ませている。幹部として、リーダーシップを示し、ダメな部下たちを叱責する反面、優しい一面や乙女な一面もある。「リコリスの憂鬱」によると、彼女は幹部(もしくは怪人?)の中でも後から配属になったようで、それ以前の動向や経歴については不明。怪人のバイト求人の選考も彼女が行っていた。
パンツ博士(本名:アンダーギ)
組織きっての天才マッドサイエンティスト。下着を丸めたような顔に、立派な髭をたくわえている。白衣を身に着けている。博識で、過去の組織の怪人に関する情報にも詳しい。武器の開発が彼の任務の一つのようで、本編でもパンツァーファウストなどを開発している。
狡猾な罠を仕掛けノーパンマンを直接捕らえたうえでパンツァーファウストでとどめをさそうとしたが、罠にノーパンマンがかかる前に計画がばれ、敗退。
「リコリスの憂鬱」において、パンツ集めが趣味であること、怪人製造も彼の主要任務の一つであることが窺える。
怪人
言わずと知れた変態ども。基本的に街で変態行為ばかりしているが、ノーパンマンに初撃で制裁される。コラボ漫画、「スキンvsノーパンマン~痴情最凶の戦い~」において、組織全体としては、どちらかというと男をターゲットにする怪人の割合の方が少ないということがタッチカンにより示されている。
ネタバレを防ぐため、特に登場回数の多い怪人、重要度の高い怪人のみ記述。
タッチカン
組織の代表怪人の一人。番外編も含め、ほぼ全編に登場している。
巨大な手のような顔面に口がついた顔が特徴。全裸に腰ミノをつけている。口癖は「~ッチ。」ノーパンマンにアイスを貰ってから、気に入ったのか、たまにアイスを食べている描写がある。
その名前と容貌に反して作中きっての常識人で、他の怪人と違ってほとんど悪事をはたらかない。そのため、ノーパンマンとの仲もいい。
ただし、立場としては、全編通して一貫して怪人側、組織側を貫いている。
性格も優しいため、同僚の怪人や幹部との関係も良好で、後述の後輩からの人望も厚い。
リコリスの憂鬱では、経費で怪人のバイト求人を出している(その際、求人雑誌の表紙を飾っていたのはタッチカンだったので、やはり怪人の中では代表的部類に入る様子。)。
ニコニコ版にて、実は彼はもともと痴漢免罪の被害にあった人間であったことが作者により語られている。しかし、誰も彼の弁解に聞く耳を持たず、結局、欲望のままに変態怪人と化す道しか彼にはなかったのだとか。
ブルセーラー
ブルドック型怪人。セーラー服を着ている。JKや女児の匂い付きの制服やスク水を回収しようとする変態。口癖は「~ブル。」。
番外編、「リコリスの憂鬱」では、セミヌードとともに、着衣のリスの試運転に付き合っていた。
ニコニコ版によると、嗅覚が異常発達した怪人であるとのこと。犬の本能か、それとも根っからの変態だからか、制服は使用済みに限るらしい。
セミヌード
セミの頭部と羽、マッチョな成人男性の肉体を持つ怪人。セミの特性を引き継いでいるため、よく漏らす(ただし、番外編等にも元気に登場していることから、さすがに寿命等は普通の怪人と同じらしい。)。冬は冬眠しているらしい。口癖は「~セミ。」。
メガネの少女をメイドにして、奉仕させようとしたが、敗退。
番外編、「リコリスの憂鬱」では、ブルセーラーとともに、着衣のリスの試運転に付き合っていた。
ニコニコ版によると、「夏が来るたびに彼は羽化し、尽くせと騒ぎ、そして冥土へ去っていく」とのことなので、もしかすると、本編と番外編に登場したのは同一個体ではなく、複数体いるか、または組織に、死亡または破壊された怪人を再生する設備があるのかもしれない。
パイパンダ
パンダ型怪人。
頭には女児用パンツを被っており、下にはサスペンダー付きのパンツを穿いている。口癖は「~ンダーッ。」。パンツを集める怪人の模様。春パン祭りという言葉に惹かれる。
番外編、「リコリスの憂鬱」では、他の怪人たちとともにチャックの帰還を喜ぶ様子が描かれている。
ニコニコ版によると、エキスパンダーを使って体を鍛えるのが趣味で、伸び切ったバネに肉を挟んでしまう度に悶絶しているとのこと(ただし、それもちょっと楽しんでいるらしい)。
アリジゴンス
蟻地獄型怪人にして腐女子。迷える青少年たちに、同性愛の道を示す。口癖は「~だモォ。」。
タッチカン同様、ほぼ悪事をはたらかない怪人。
「リコリスの憂鬱」にて腐女子であることが判明。漫画家肌であるらしく、最近は専ら同人誌の執筆に追われている模様。イベント前はカンヅメで怪人の仕事どころではなくなる。ほかの怪人に原稿を手伝ってもらうことも。また、BLの他に、たまたま描いたリコリス本がうけて、シリーズ化して出していたところ、今では立派な壁サークルにまでなっているとのこと(もちろんリコリスはこのことを知らず、激昂していた。)
また、作者曰く、
「アリジゴンスは、リコリスと同期で幹部クラスに強いが、性格に難ありなのと同人活動に忙しいので一般怪人で居続けている」とのこと。
https://twitter.com/PTAN_DOFU/status/677680037315928064?s=19
チャック(怪人名:着衣のリス)
番外編、「リコリスの憂鬱」において登場。打倒ノーパンマンのために開発されたリス型怪人にして、リコリスの使い魔。必殺ならぬ必着技はパンツ光線。
光線を浴びた対象にパンツをはかせる能力。「リコリスの憂鬱」では、ノーパンマン用に調整されていたため、かぼちゃパンツだった。
その他の人物
メガネの少女
本名は不明。ノーパンマンと仲がいい。よく怪人の被害にあう。
呪文魔世(スペル まよ)
オカモトゴム太郎氏の作品「SKIN」とのコラボ漫画、「スキンvsノーパンマン~痴情最凶の戦い~」にて登場する、呪文魔使い(スペルマスター)を目指す少女。母のような呪文魔使いを目指す。口癖は「~でありまする。」。
しかし、呪文魔は精液エネルギーを利用した魔術であり、彼女は肝心の精液をうまく集めることができないため、いつも失敗してしまう。
禁術にて、夢魔、「真っ裸のフレディ」を呼び出そうとするが失敗。スキンを呼び出してしまうが、彼が記憶喪失となっていたため、「サック」と呼んで、記憶が戻るまでの仮の契約をしている。
なお、彼女はタッチカンのことを「タッチカン先輩」と呼んで慕っているが、ノーパンマンについて全く知識を持っていなかったことから、組織との関係や、何の先輩後輩なのかについては不明。
派生作品
ノーパンマン、ノーパンマンNEW!!、以外の派生作品について記述。
リコリスの憂鬱
幹部であるリコリスを主人公にストーリーが進む。組織視点の物語。本編では語られない様々な秘密が描かれている。
スキンvsノーパンマン~痴情最凶の戦い~
オカモトゴム太郎氏のWeb漫画、「SKIN」とのコラボ漫画。SKINとノーパンマンという、Web漫画界きっての二大ヒーローの共演が楽しめる。
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