概要
MTGガールズ(仮)は新都社にて掲載されているウェブ漫画作品である。
トレーディングカードゲームのマジック・ザ・ギャザリングを題材とし、女子高生たちのゆるふわな日常や熱い対戦を描いている。
丁寧な描写とカード解説に定評があり、カード知識を持ち合わせていなくても楽しめる作品になっている。
登場キャラ
浅葱つばめ
主人公。高校一年生。姉の浅葱しずくに誘われ、MTGを始めたビギナー。
姉の教育もあってか、始めて間もないもののプレイングはかなり高い水準にある。
姉のカード群から偶然見つけた『スリヴァーの女王』に魅了され、スリヴァーを偏愛するようになる。
使用デッキは『カウンタースリヴァー』
編みぐるみを即席で作ったり、コスプレ衣装を3日で作れるぐらい女子力が高い。
榊原みく
高校一年生。学校でMTG仲間を探している最中、つばめと邂逅し親友に。
その後、何かしらの特例に託つけて、『MTG部』を創設した。
見た目こそ小柄で可愛らしく、誰にも敬語で接する程礼儀正しいがその内は計算高く強か。また、話術にも長けており非常に知略的な一面を持つ。日頃の行いが災いしてか、学校内では数多の渾名を付けられている。
『エルズペス・ティレル』を愛しており、使用するデッキは白絡みのものが多い。
本人曰く、コンビニでアルバイトをしているとのこと。
大河やまと
高校一年生。初登場は二話。友人トラブルでMTGからは身を引いていたがややあって、つばめとみくと共にMTG部を組織することに。
性格はステレオタイプのクーデレかつツンデレだが意外とチョロい。
言動もどこか厨二病を拗らせている部分があり、『ファイレクシアの抹消者』を召喚する際に詠唱呪文のようなものを口にしていた。
相手を完膚なきまで叩き潰す戦略を好み、『ANT』と呼ばれるコンボデッキを用いる。
西門まな
高校一年生。初登場は三話から。非常に物腰丁寧で、少し大人しい雰囲気の少女。
自らの意思でMTG部に入部している。
入部の際、みくから悪徳商法紛いの勧誘を受けていたがそこに割って入ってきたつばめに一目惚れしている。
また、つばめとの賭け勝負では、勝敗に関わらず目的(つばめとデート)を遂行できるよう計略を張り巡らせるなど、みくにも劣らない策士。
使用デッキはアーティファクトを軸にした『MUD』
浅葱しずく
社会人。つばめの実姉。MTGに関しては古参の部類に入るようで、ライフワークと言い張るほど。
カード知識のみならず、資産も豊富なようでつばめにレガシーの必須パーツをお小遣い代わりにあげている。(ちなみにレガシーとはレギュレーションの一種であり、その必須パーツとされるものには一枚数万円は下らないものが多々含まれている。)
デッキは『実物提示教育』と数多の強力カードを組み合わせた『教育系デッキ』であり、その実力は折り紙つき。
古川ひみつ
つばめ達が通うカードショップの女性店員。彼女もMTGプレイヤーで、ヴィンテージという最も資産の必要なレギュレーションでゲームをプレイしている。
どことなく外見が某アイドルに似ている。
補足
・キャラクターや、MTG部員が活動するショップの名前は音楽ゲームのコンポーザーや曲名から引用されているとのこと。