解説
漫画「堕天使伝・童羅」及び「童羅」に登場する敵キャラクター。コミックス版のみで考えれば、実質ラスボスにあたる存在。
魔界の中で最上位に君臨する伯爵と名乗っていた。
外見
牛のような頭部に人型の腕、下半身は腰から前に掛けて体が飛び出しており、馬のような四本脚を持つ逆ケンタウロスとでも言うべき体型をしている。ただし、馬の脚部分の足先は蹄ではなく鳥のような三又に指が伸びる形状となっている。
特徴
魔界の伯爵を名乗るだけあり、大多数の部下を従えていて、本人も相当の実力者だとうかがえる。
戦闘スタイルは物理攻撃主体で、その巨体を活かした怪力や爪による切り裂きを披露した。
体内には様々なギミックを搭載している。詳細は以下の記事に記載。
非常に狡猾な性格をしており、対ドウラ用にいくつもの罠や策略を準備しておきながら彼女が必ず訪れるであろう聖心霊学研究所にて人間に扮し待ち構えていた。また惨忍さも持ち合わせており、ドウラを弱らせるため自身の配下のほとんどを捨て駒として犠牲にした。
ドウラとの情事
※ネタバレ注意!!
ドウラの魔力を弱らせるペンダントと大量の配下との戦いを持って彼女の力を消耗させ、弱り切ったところで性行為を開始。
指からはムカデを出現させドウラの素肌に這わせ愛撫。
さらに馬の方の胴体は真っ二つに開くことができ、その中では無数の半透明な触手が蠢いている。その触手の先端は口の形状になっており、ドウラをその中へ落とした際は全身を甘噛みと舐め回し責めすることによって彼女を悶絶させた。
また手をかざすだけで相手の性的興奮を極限まで高める魔力を有しており、先の愛撫とこの魔力の合わせ技でドウラを陥落させ、彼女の純潔をほぼ合意の上で奪うことに成功。
馬型部分の背中にある数本の突起が全て男性器であり、その先端はつぼみのような形状をしている。ドウラとの行為はバモクの本体から二番目の位置にある突起で決行された。
挿入時、そのつぼみ状の皮がめくれ、中から黒くゴツゴツとした長い肉棒が出現。それがグンと飛び出る形でドウラの処女膜を貫いた。
挿入後、ドウラと結合したまま海沿いを馬のように走り回り、その際の振動や上下運動により性交を行うという文字通りの騎乗位スタイルでドウラを激しく責め立て、最後はドウラのファーストキスさえも奪い、ドウラの絶頂と同時に膣内射精。射精は挿入した一本だけでなく、他の突起からも発射され中だけでなく全身にも精液を浴びせた。
目的
その位の高さゆえすでに魔王候補であり、他の魔物のように魔王に君臨するためドウラを花嫁にする必要は全くない。
魔王の正体を知る彼は、血脈的には天使と人間のハーフであるドウラがいずれ天使に目覚めることを危惧し、それを阻止するため彼女を堕天使にすることが目的であった。
その手段として陵辱と性交を遂行し、ドウラの快楽堕ちを図った。
また対面する前から、テレパシーのようなものを通じてドウラを色欲に染めようとそそのかしていた。
顛末
ドウラの初めてを奪い膣内射精まで果たしたが、それでもドウラを完堕ちさせることは叶なかった。
事が終わった直後ドウラを救うため乱入してきた兄を殺害してしまったことで彼女の逆鱗に触れ、ペンダントも外されてしまったこともあり魔力が復活、さらには怒りと哀しみによって堕天使に覚醒したドウラに敗北してしまう。
その際、内臓をえぐり取られ死んだ兄を復活させるべく彼の欠損した内臓の代用品にされてしまった。
ただし、快楽堕ちという方法では叶わなかったもののドウラを破壊と殺戮の衝動に駆られた堕天使にすることには成功したため、バモクの目的は達成できたと言える。
余談
バモクがドウラの初めてだったためか、ドウラを陥落させバモクとの行為を自分から受け入れさせたためか、はたまたその性行為が斬新で衝撃的だったためかファンの間でもカリスマ的人気を誇る。
そのためかドウラ×バモクを正カップリングとして考えるファンが多く、pixiv内ではそれを表現したファンアートや二次創作が多く見受けられる。