概要
イエス・キリスト十二弟子のひとり。ナタナエルとも言われる(最新の2017年版新改訳聖書ではナタナエルの表記)。
フィリポに声を掛けられ、当初彼は「ナザレ(イエスの出身地)から何か良いものが出るだろうか」とフィリポの話を疑っていた。そこでフィリポが「来なさい。そうすれば分かる」と言ってバルトロマイをイエスのもとに連れて行った。イエスは「まことのイスラエル人だ。この人には偽りがない」と
評価され、イチジクの木の下で隠れて祈りを捧げていたのをイエスに褒められた。バルトロマイは「先生、あなたは神の子です。あなたはイスラエルの王です」とイエスを褒めちぎる。
イエスは「あなたがいちじくの木の下にいるのを見た、とわたしが言ったから信じるのですか。それよりも大きなことを、あなたは見ることになります」「まことに、まことに、あなたがたに言います。天が開けて、神の御使いたちが人の子の上を上り下りするのを、あなたがたは見ることになります」と返し、バルトロマイはイエスの弟子になった。
(ヨハネによる福音書1章45節〜51節)
8月24日はバルトロマイの祝祭日である。
関連作品
- 最後の審判⋯言わずもがなミケランジェロの作品。皮を剥がされたエピソードの影響でナイフを持ち、罪人の皮を剥がす姿で描かれる。
- ケリー篠沢/メサイア⋯ナタナエルの名前で登場。非常にかわいらしい顔立ちで描かれる。そもそもこの作品はイエスさまが超イケメンである。
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表記揺れ:ナタナエル