バーニャ

ばーにゃ

ロシア発祥の伝統的な蒸し風呂

バーニャとは、ロシア発祥の伝統的な蒸し風呂のこと。サウナと似ているが、その入り方や特徴には違いがある。

バーニャの歴史

バーニャの歴史は古く、10世紀頃にはすでに存在していたと言われている。ロシアの寒冷な気候の中で、体を温めるために利用されてきた。

バーニャの特徴

• 高温多湿: バーニャは一般的に80〜100℃の高温多湿な環境。
• 蒸気浴: 熱した石に水をかけて蒸気を発生させ、その蒸気を利用して体を温める。
• ヴィーニク: 白樺や樫の枝葉を束ねた「ヴィーニク」で体を叩くことで血行を促進しリラックス効果を高める。
• 水風呂: バーニャの後は冷たい水風呂に入ることが一般的。
• 社交: 肉体派の男たちにとってはバーニャは自らの身体を曝け出す格好の場である。またバーニャで行われた交流は秘め事として各自の胸に留め置かれる。