概要
『パレットパレード』とは、シリコンスタジオとクレイテックワークスが開発、2019年9月19日に配信・サービスを開始した、Android・iOS向けの芸術家育成タイムライズゲーム。基本プレイは無料であった。2020年の12月30日にサービスの終了を発表し、2021年の2月25日にサービス終了している。
設定
ストーリー
一つの街に、複数の美術館が点在するほど芸術の盛んな国──
美術館は所属している芸術家の腕と宣伝を兼ねた
『パレード』と呼ばれる祭典を開き、しのぎを削り合っていた。
かつてパレット美術館が開催した『パレットパレード』に
心を奪われた貴方は、
念願だった美術館や展覧会の専門職『キュレーター』の仕事につく。
しかしキュレーターとして数年ぶりに訪れた憧れのパレット美術館は
閑古鳥が鳴き、とても経営を続けられる状況ではなかった。
「赤字続きだし。パレット美術館、畳んじゃおう!」
どこか芸術を諦めている様子の館長の決定により、
芸術家たちの契約が打ち切られそうになるも──
「閉館するのは、少し待ってください」
専属芸術家たちの才能と情熱、そして何より
芸術そのものの可能性に懸けた貴方は、館長代理として
パレット美術館を立て直すことを宣言。
癖のある芸術家たちをまとめあげ、
観客が芸術に熱狂していた
「パレットパレード」をもう一度開くことが出来るのか──!
(※Google Play『パレットパレード』詳細より引用)
主要な登場人物
主人公
パレット美術館の館長から経営相談を受け、キュレーターとして美術館を訪れる。
館長の閉館宣言を受け、作品を売却するための査定を進めるうちにパレット美術館に可能性を感じ、館長代理として美術館を立て直すことを決意する。
芸術家
芸術活動を行う者。
特に美術館と所属契約を結んでいる芸術家を専属芸術家と呼ぶ。専属芸術家は、所属美術館のための作品制作や、パレードへ参加をする。
キャラクター達には実在した同名の芸術家たちの作品や関係性等が反映されている。
特に関係性が重視されているようで、最大2人まで設定できるマイページには、キャラクターの組み合わせ全てに会話が用意されている。その数は1300種類以上(公式ツイッターより)。
またキャラクターの服装には、同名の芸術家の作品をオマージュしたモチーフが取り入れられている。
キャラクターたちは、あくまで史実をオマージュした存在であり、同一人物ではないという点に注意していただきたい。
余談
公式Twitterでは、ゲーム内で公開されていないイラストや芸術家へのインタビューが公開されている。