概要
Helltakerの登場キャラクターで、二つ名は「困憊悪魔のパンデモニカ」。
作中唯一の眼鏡っ娘。
カスタマーサービスだけあって慇懃な態度で(比較的)常識的。
10点満点が滅多に貰えない様な窓口業務で疲れ切っているので仕事を代わってあげよう。
容姿・服装
容姿
作中ではもっともスリムな体形をしている。疲れているのか肩は下がり気味。
首からは社員証の様なものを下げ赤いクリップボードを手に持っている。
服装
赤いシャツに黒いジャケットとショートスカートを合わせている。
作中では唯一脚が露出している。黒いロングブーツはお約束。
彼女の本性
※以下エピローグのネタバレ有
チャプター10のエピローグにおいて、彼女はヘルテイカーの持ってきたコーヒーを飲むと
「Ah! The "Tired Demon" no longer.」
(よし!これで「困憊悪魔」とはおさらばです)
という台詞と共に目付きが異様に鋭くなり、短かった角も立派に伸びてその風貌は一変する。そして二つ名も「Tired Demon(困憊悪魔)」から「Sadistic Demon(ドS悪魔)」へと変化してしまう。
つまり、これまでのダウナーな姿は地獄の多忙な窓口業務によって疲労困憊だった事によるものであり、このドSな姿こそが本当の姿という訳である。
チャプター1で彼女を仲間に引き入れる際にも「そろそろコーヒーが飲みたい」「あれが無いと自分を保てない」という旨の台詞を喋っている為、コーヒー(カフェイン?)を摂取して気分がハイに成る事で本来の姿に戻れるものと思われる。
なお、ドSに成った後も喋り方などは特に変わらない。
ヘルテイカーとの関係
エピローグにおいて彼女はヘルテイカーに定時にコーヒーを持ってくる様に言いつけていたり、これまでも出されたコーヒーが不味ければ彼の指を折ると行った蛮行に及んでいた事が示唆されている。
そしてヘルテイカー自身も彼女に対しては他の悪魔達とは異なる、伺いを立てる様な弱腰な態度で接している。
この態度についてはヘルテイカーが彼女を勧誘する際に
「Maybe I can serve YOU instead?」
と問いかけていることに起因する。
「serve」という単語には多くの意味があるが、ここでは「仕える/奉仕する」という意味と「給仕する/(飲食物を)提供する」という意味が掛かったダブルミーニングのジョークと成っており、ヘルテイカー的には疲れ切った顔の彼女に「お前の代わりに(コーヒーでも)注いでこようか?」と聞いたつもりが、パンデモニカには「それよりもあなたに仕えていいですか?」という意味に捉えられてしまい、後者の意味で契約が成立してしまったのである。
(勧誘成功後の彼女の台詞も、どちらの意味で捉えても意味が通る様に成っている)
つまり悪魔達との主従関係において彼女とヘルテイカーの間に限っては彼女の方が上位の立場にあり、ヘルテイカーは当初の契約を履行しているだけに過ぎない。
ヘルテイカーが他の悪魔達のワガママに振り回されるのと彼女の言葉に従うのとでは少し意味合いが違ってくる。