概要
主人公面々が通うビブリア学園のトップにして大魔公(パラディン)の一人である。
書庫(アーカイブ)は「憤怒(イラ)」で、テーマは「調和(コルコンディア)」。
その素性は謎に包まれており、同じくパラディンであるマスターリベルから「異端児」と呼ばれていたり、魔王因子を得たリーゼを圧倒するなど、実力は並外れている。
作中で起こる事件や事象について全て知っているような素振りを見せるなど、謎の多い人物。
この先本編ネタバレ
素性
彼の正体は、天界に住み全ての時空を管理し監視する組織「天の裁定者」の一人。
暫くの間天界を離れ地上に居たが、本編112話で深淵の女神の復活に備え、ミラ•アキオ•セリナの3名を新たな裁定者として推薦すべく帰還した。
深淵の女神の眷属であるノルニルの巨人たちとの戦いでは、描写こそ無いものの重要な役割を果たした模様(これまで接触が無かったアラタたちと裁定者の面々、更には敵対関係にあった)ディースと十二魔将たちが完璧な連携をとっていたのは、恐らく彼がパイプとなったため)
余談
前述の様に、彼は劇中で起こる数多の事象について終始「お見通し」「予想通り」と言った様子であった。
それは恐らく「裁定者」が、無数に存在する時空(=可能性世界)を管理及び監視する組織であり、故に様々な分岐、即ち「if」の世界を見て来たためと思われる。