プロフィール
人物
梅小路響子が仮想世界「アイカツプラネット」にミラーインした姿。アイカツランキング上位のアイドルとして知られている。
ビートとしての彼女は普段の響子の姿とは全く別人ともいえるほどのロックなアイドルであり、口調はもちろん(一人称が「私」から「あたし」になる)、スケボーなども乗りこなす。ただし、好物の一つである炭酸飲料(瓶コーラ)を飲む際は普段の生活習慣を反映してか、ティーカップに注ぎ、優雅な仕草で飲む。このあまりの変貌ぶりからか、舞桜は当初「ビート=響子」ということに全く気付くことが出来ず、知った際はかなりの衝撃を受けていた。
このように響子がなぜ二重人格ともいえるような正反対の嗜好を持つに至ったかというと、周りから見られる良家のお嬢様で品行方正、才色兼備という型に嵌ったイメージに束縛を感じていたため(第4話より)。その結果、「面白そうだから」という理由でからアイカツプラネットにミラーインし、違う自分を出せたことで解放感を得た模様。髪色は当初黒一色だったが、後に黒とローズピンクの二色に染め分けたデザインにしている。
第4話で舞桜が以前のハナとはどこか違うという事を聞きつけ、落ち込んでいた際、アイカツプラネットへ連れていき、「自分らしくアイカツする事」の大切さを説く。
なお、響子はビートとして活動している事は「そのほうが面白いから」という理由で基本秘密にしており、舞桜たちのように親しい相手にしかその正体を明かしていない。
その後、第8話で「お嬢様のイメージが壊れるのではないか」と不安を抱きつつもビートの正体が響子であることを雑誌の取材で明かし、それを知ったファンたちからは大いに驚かれることとなった。「『お嬢様』としてのイメージが壊れた」と思い、自身から離れる者もいたにはいたとの事だが、逆に「『梅小路響子』にはこんな違う面もあったのか」と新鮮な魅力を感じて新しくファンになった者も存在し、結果的に成功を収めている。後に両親にも動画を見せて打ち明けるが、(最初はあまりの変貌ぶりに驚かれるも)変わらず支えてくれることで収まった。
第10話で舞桜がハナの正体が自分であることを明かして、かつてのハナ(=陽明咲)のファンが離れてしまうのではないかと悩んだ時は、上述した自分の経験を生かして「離れていくファンもいるが、舞桜の魅力で新しくファンになってくれる子もいる。舞桜らしいハナを出していけばいい」と助言した。
ビートとしてミラーインしている間は「~じゃない」、「~じゃない?」という風に「じゃない」が口癖の模様(第8話以降はミラーイン前の響子でも用いるようになった)。ビートの口調はあくまで意識して作ったキャラクターのようで、虚を突かれたときは(響子としての)素の口調になっていたこともあった。
劇中で使用するドレシアは「ヒップホップブレイク」と「ブラッディロック」(キードレシア)。『Bloomy*Cafe』では「スパイキーパイナップル」と「ジャジーズキャッツアイ」(ユニットドレシア)。
アイカツランキングも高く、プラネットプリンセスグランプリの枠をルリと最後まで争うなど間違いなく実力者として描かれているが、ビートが作中でメインキャラ相手に行った4回のバトルステージのうち勝利したのは初登場回の第4話のみであり、残りの第8・14・20話ではいずれ敗れている(第13話では名称不明のアイドル相手に勝利している描写がある)。(キャラクターごとにバトル数がバラバラなので平等な比較とは言い難いが)残念ながらメイン8人のうち勝率だけで言えば最下位という結果になっている。
関連イラスト
関連項目
三輪皐月 『アイカツ!』に登場する、髪色を染め分けている(パンク)ロックなアイドル。
ビート 同名の曖昧さ回避。
口癖が「~じゃない」の系譜
蝶乃舞花→ビート(梅小路響子)