もしかして:傘符「一本足ピッチャー返し」
概要
「ピッチャー返し」は野球などにおいて打球がピッチャーに向かって打ち込まれてしまうこと、あるいはその打球のことである。
ピッチャー強襲とも言う。ヒットになった場合強襲ヒットなどとも称される。
基本的にはノーバウンドのライナーなので打球の勢いが殺されず、捕球できずに直撃を受けてしまうとかなり危険である。(基本的に球速は投球<打球なので、デッドボールより危険ということになる。)
うまく捕球できればほぼ確実に打者をアウトにできるが、投球後の不安定な体勢で捕球するのは難しく、上手く捕れても手を怪我することがある。(直撃を食らうよりはマシだが。)
避ければ怪我しなくて済むが、それだと「センター返し」になってヒットになる事が多い。
金属バットを使用する高校野球ではバットの性能の向上によって打球速度が上昇し、一時期は投手が打球を避け切れず直撃する事例も目立った。そのことから2020年代に入ると安全面確保の観点から打球速度の出にくい低反発バットが導入され始めた。