フォックスハウンド改(アズールレーン)
ふぉっくすはうんどかい
美少女「フォックスハウンド」は、指揮官にキツネじゃなくてワンワンであることを打ち明けてくれた。それを知っても、彼女を好きだという気持ちに変わりはなく、俺は彼女を育て始めた。
ちょっと怒った表情、風に揺れる髪、匂いを嗅ぐ時に見せる柔らかな笑顔。
俺は彼女が大好きで、彼女は俺を好きでいてくれて。
俺にとってフォックスハウンドは特別な存在、最高のパートナーになれると思っていた……
改造を最後までやり遂げ、フォックスハウンドの改造が完了するまでは——————
ゲームアプリ『アズールレーン』でロイヤル陣営に属するF級駆逐艦のフォックスハウンドが2018年2月26日のアップデートで改造可能になった後の姿。
改造前は明るく元気で無垢なイメージが強かったフォックスハウンドが、改造終了後誰もが予想だにしなかった程の魔改造を受けて帰ってきた姿である。それ故に彼女の改造姿が公開された瞬間「信じて送り出したフォックスハウンドが…」と嘆く(?)姿が多々見られた。
百聞は一見にしかず。一度彼女のビフォーアフターを見てみよう
before
after
どうしてこうなった…
…か教えよう。
実は改造実装前から図鑑の自己紹介にて「他の姉妹艦と比べて初めて拡張設計を施されたから、発育がちょっぴりいい感じ」と自ら語っており、これは設計段階から装備を拡張する事を前提に作られていた史実通りである。
元々Fクラス自体が他ロイヤルの駆逐艦と比較しても、外見から想像する年齢の割には大きいモノを持ち合わせていたが、成長したらさらに拡張するという事自体はおそらく当初からの既定路線と思われる。
その既定路線を走り抜けた結果、溌剌としたまん丸おめめはアダルティな切れ長の目つきになり、グローブや髪飾りなどがセクシーな黒色に変わり、チョーカーだったものは完璧な首輪となり、天輪は実物のフォックスハウンドを思わせる幅広の機械耳と化し、前屈みになり舌をチロリと出しながら人差し指を舐めるという官能的なポージングを取れる妖艶な女の子となってしまった。
肝心の性格はどうなっているかというと、実はそんなに豹変はしていなかったりする。心まで改造されてはいなかったようだ。
手当たり次第に匂いを嗅ぐというワンワンな癖は治っておらず、首元の鈴の響きを気に入っていたりとほぼ以前のフォックスハウンドのまま。だがその身体とのギャップに彼女ではなく指揮官がついて行けなくなっており、「前よりも触ってくれなくなった」と当人はちょっと哀しげ。「前みたいにぴょんぴょんはできなくなった」らしいが、それが何故かは教えてくれない。(ただなんとなく察せる。察しよう)
「信じて送り出したフォックスハウンドが…」と言われてはいるが、実はこの姿を見て改造を決めて彼女を育て始めたという指揮官は筆者含め多く、ここpixivにおける「フォックスハウンド(アズールレーン)」の作品投稿数も、改造が実装された途端に一気に増えた事などからも彼女の改造がどれだけインパクトを与えたかがわかるだろう。
彼女に限らずアズールレーンにおける駆逐艦の改造はロリ体型のキャラクターが魅力的な女性に急成長するというケースが多いが、ここまで露骨かつセクシー路線を突っ切った改造キャラクターは今でも珍しいレベルである。同じ改修を受けた同じF型のフォーチュンはそこまででもない(と言っても、こっちはこっちで大変なことになっているが)のに、どこで差がついたのやら…
元々Nレアに関わらず「装填指揮」という手数がものをいう駆逐艦にはかなり強みとなるスキルを持っていた彼女だが、それに加えて「側面援護」というスキルが加えられる。これもかなり強く「彼女が生きている限り主力艦隊のダメージをカットする」という代物である。デイリーや高難易度海域の自爆ボート祭りなステージではかなり頼りになる。レアリティが変わるために基本性能もレア相当に上がり、そのオトナな姿に恥じない強さを見せる。