概要
2012年にフランスで生まれたウォーターアクティビティ。欧米などで人気を博し、近年日本でもマリンレジャーとして楽しめるようになってきている。
水上バイクの排気口に専用のノズルを取り付け、ホースを伝ってフライボードの足下から水を噴射し、水圧を利用して空中に浮かび上がる。熟練者ならば10m近くも上昇することが可能。
ボードに乗って上昇するだけなら個人差はあるが初心者でも簡単なレクチャーだけで行うことが可能で手軽に空中散歩気分を味わうことができる。また慣れてくるとアクロバットを行うことも可能で、マリンスポーツとして世界大会も開催されている。
しかし、当然無茶な上昇やアクロバットはそれ相応の危険が伴う。現にフライボードで無茶な動きをした結果、危険な姿勢で海に落下したりホースが首や体に絡まるなどして死亡事故も発生している。
フライボードを楽しむ時はきちんと指導員のレクチャーを受け、ライフジャケットやヘルメットなどを装着して楽しむようにしよう。岩場や人が密集する危険な場所で行うのも言語道断である。
また、同じように水上バイクの排気水圧を利用した『ホバーボード』というマリンスポーツも存在する。
こちらはスケートボードのようなボードに水平方向に噴出口を付け、水面を高速で滑ることができる。