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ランチア フルヴィア(Fulvia)は、イタリアの自動車メーカー ランチア(LANCIA)が製造していた小型乗用車。


概要編集

ランチアが、フィアットグループの傘下に入る以前の最後のモデルである。1963年から1976年まで製造・販売が行われた。

排気量1Lと少々の小型車ながら、細部に至るまで造りがよく、現在でもファンが多い。


ボディは、4ドアセダンのベルリーナ、2ドアの「クーペ」、ザガートの手によってファストバックスタイルのボディが架装された「スポルト」の3種類。とはいえ、日本ではラリー選手権のイメージが強い為か、2ドアのクーペモデルの知名度が高い。


エンジンはDOHC狭角V4型と少々珍しいエンジン。

これはV型エンジンの1種ではあるが、バンク角が狭く、丁度直列エンジン用に似たシリンダブロックに斜型のシリンダが互い違いに配置されるような具合で、シリンダヘッドも左右バンクで一体のものが使われる。

最初のモデルは1059ccエンジンだったが、最終的に1584ccまで拡大され、高性能モデル(ラリー1.6HFヴァリアンテ1016)では132馬力を発揮した。


駆動は前輪駆動である。


余談編集

ほぼ同じ時期(ちなみに1961年-1971年)に、日本語での語感がよく似た『フラヴィア(Flavia)』という車が存在していたが、こちらは水平対向4気筒エンジンを搭載した、全くの別物である。

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