CV:大橋彩香
人物像
民間企業「ゲネラシオン・ブル」に所属するレスキュー部隊「チーム・パイドパイパー」のIFOパイロット。
ゲネラシオン・ブル社長のクリストフ・ブランの一人娘。IFOのアレルヤ(RA164)に搭乗する。
彼女と母は昔事故に遭い、どちらかの臓器を使えば片方は助かるという状況で、父はフレアを助けることを選んだため、母を殺したとして父を恨んでおり、家族仲は良くない。
フカイ・アオの先輩に当たり、腑抜けるアオに活を入れたり第8話では笑いあっていたりなど両者間の仲は良好な様子。第9話では水着姿を披露した。
大人の男としてガゼルに憧れる傍らアオに対しても異性として関心を寄せている節があるが、後者を指摘されるとムキになって否定する。特にアオへのデレは話が進むごとに露骨になって行き、特にエウレカに対しては嫉妬心すら抱いた挙句15話ではとうとう「あの女」呼ばわりするほど。ブランの死後は、日本国に亡命したチーム・パイドパイパーの代表取締役となる。
本来のヒロインであるはずのナルが最終的にアオとは敵対関係になっていったのに対し、フレアの方は主人公のアオに惹かれていくヒロインとして、描かれる様になっている。
関連タグ
エウレカセブンAO フカイ・アオ アラタ・ナル クリストフ・ブラン
イビチャ・タノヴィッチ レベッカ・ハルストレム エレナ・ピープルズ
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真の結末
2017年に公開された真の完結編である『ロード・ドント・スロー・ミー・ダウン』では、幼少期に自身と母親の巻き込まれた事故が、時空間を彷徨っていたアオの介入によって大惨事にならずに済んでおり、自身は無傷で母親も深手を負っている様子は無いのでその死が回避された模様。
また、幼いフレアはこの時、一目会ったアオに惹かれるようになった等、同じく幼い頃に出会ったナルよりも、よりヒロインに強調された描かれ方をしている(しかも、相方であったエレナ(エレン)の方は、時空移動自体がアオの介入によって回避された為に、未来へ飛ぶ事無く大人に成長しており、大幅にヒロイン格の中でもリードする事になっている)。
改変された世界でも、父・クリストフに代わってゲネラシオン・ブルの社長に就任していたが、クリストフによって発動された時空間を彷徨うアオの救出作戦「アストラル・オーシャン」に、本物のエレナと共に参加。アオとニルヴァーシュに取り込まれていた大量のクォーツの除去に成功する。
その後、ニルヴァーシュから降りて沖縄にたどり着いたものの、誰も自分を知らない事への孤独感から泣き叫んでいたアオの元に駆け付け、エレナと共にフレアは涙ながら幼い自分を救ってくれた彼を迎え入れ、物語は真の意味で幕を閉じるのだった…。