フレースヴェルグ(ガスト)
ふれーすゔぇるぐ
時は2040年。「フローター素子」とソレを利用した「フローターユニット」&「エンハンサーユニット」の発見・誕生により、飛行技術は革新的な進化を遂げていった。
飛行技術は従来の「航空分野」と新技術の「浮遊分野」に二つに分かれ、飛行機の姿・形は大きく変化していく。
そして、この飛行技術の最先端を競うレース「Formula High powered(フォーミュラ・ハイパワード)」が開催、各チームは【時代の英雄】の称号を手にするために奮起していくのであった・・・
VELVET WORKS(ベルベット・ワークス)
2019年に設立されたFHチーム。C&Mに続いてレースに参加している老舗チーム。エンジンメーカー「A-max社」との繋がりも強く、対レーザー兵器用装甲「Mc装甲」を採用した外装、Velvetの専任チームとA-max社研究開発部と共同で製作した新型エンジン「AM-F341i/Fox trot」を採用したマシンと高い技量を持つパイロット達で王座を狙う。
WEIMAR(ワイマール)
2033年に設立されたFHチーム。名門貴族「ワイマール家」の個人チームで豊富な資金を持っていて、出場チームの中で唯一スポンサーを持っていない他に男性ドライバーと契約しない事でも有名である。保有する研究機関「フェア・ウェルデザインズ」が設計・製造した外装、エンジンは「A-max社」の研究開発チームに発注・設計・製造された「AM-D312i/DELTA」、独自の旋回機構「Cutie burnier 377s」が組み込まれたマシンで王座を狙う。
FORKNER(フォークナー)
トム・フォークナー率いる新興FHチーム。元々はベルベット・ワークス内のプロジェクトチーム「Velvet Forkner」だったが独立・設立された。慣れ親しんだ「A-max社」のハイブリッドエンジン「AM-De313i」に、ブースターユニット「AM-Xp313f」を増設したシンプルでコンパクトなマシンで王座を狙う。
Charles&Martel(C&M)
2016年に設立されたFHチーム。第一回FHから参加している老舗チームで、エンジンメーカー「Arcturs社」との繋がりが強く、大出力・最高速度型エンジン「Arcturs252Ⅱ/Shooting star」を採用したマシンを保有する。低速コーナーが多いテクニカルコースが増えていく中、新型スタビライザー「トライスタビライザー」を組み込んだ超高速型マシンで、FH王座と最速マシンの王座を狙う。
HECTHOR(ヘクトール)
2021年に設立されたフリッツ・ヘクトールが率いるFHチーム。資金は裕福とは言えないものの、『高速性こそ勝者へのパスポート』というフリッツの思想が色濃く反映された「Arcturs社」の大出力・高速型エンジン「Arcturs240」と「一体成形型金属 KeES」が外壁に採用された高速型マシンで王座と打倒C&Mを狙う。
AKASHINA(アカシナ)
宇宙用素材・最先端マテリアルメーカー「明科重工力学総合研究所」が新素材研究として2030年に設立したFHチーム。「CODE:Glassize」と呼ばれる繊維性消波コーティングが施された外壁、エンジンは「バイリアス重工」の「B-3」、「MagneFork-γ」と呼ばれるフローターユニットでレースに挑む。
XENUM(ゼナム)
ゼナム・ユーゴーが率いるFHチーム。【レースよりもマシン同士の戦いに勝利する事】を信条にしているバトルレースチームで、オーナー自らもレーサーとして参戦。大出力・高速型エンジン「Arcturs240s Big Dipper」、熱遮断性・耐衝撃性に優れた剛炭素繊維合金「SCT」をマシンの外壁に採用、それにより生まれた高い安定性能と三連装反射レーザー砲「ゲイボルグ」を携えてレースに挑む。
GUST(ガスト)
2024年に設立された新規参入のFHチーム。超小型・超軽量のバイリアス重工製エンジン「B-4」を採用した事で最高加速性能を獲得し、プラティナ合金「プラティマテリア」をマシンの外壁に採用し極限まで軽量化する事に成功。独自の加速装置「テンペスト」を携えて王座を狙う。
サンクチュアリ(SANCTUARY)
FHレースを影から支えるサポートチーム。レース中に起きたリタイアなどのトラブルを解決するために出動し、迅速に対応・援護する。通常FHレースに出場するチームは【同型マシン二機・一組】の構成だが、当チームは例外で【異なる機種のマシンで一組】の構成を取る。
本レースに参加する際に、マシンに一つだけ装備可能なオプション。
ミサイル(MISSLE)
追尾性能が高いミサイル。最大6発まで使用可能で標的を任意で切り替えることができる。
ロケット砲(ROCKET)
弾速に優れたロケット砲。弾速・速射性・弾数に優れており、追尾性能・火力は優れないものの最大8発まで連射可能。総弾数60発。
オートチャフ(AUTO CHAFF)
対ミサイル用装備。 ミサイルが自機に向けて発射された際に自動で起動・迎撃する。最大6回まで起動可能。
エネルギー装甲(E-FIELD)
マシンの耐久力を高めるエネルギーフィールドを自動で起動させる装置。
レーザー砲(LASER)
反射レーザー砲。威力・弾速に優れているが、【使用禁止規定】に登録されている。レース中では【使用制限領域】でのみ起動・使用することができる。総弾数10発。
オートバランサー(AUTO BALANCER)
マシンを自動的にパワーバンドの中心に補正する制御装置。速度調整までは行えないため、レーサーの技量に委ねられる。
※STANDARDランクのレースのみ限定で、各チームのマシンに標準装備される。
ターボブースター(TURBO BOOSTER)
起動すると一定時間、マシンを超加速・超高速状態にさせる加速装置。最大二回まで起動させることが可能。
【独自装備】
特定のチームが設計・製造した専用装備。
ゲイボルグ(GAE BOLG)
ゼナム専用の超出力光学兵器。従来のレーザー砲と同じく【使用禁止武器】に分類されていて【使用制限領域】でのみ起動・使用できる。波長が異なるレーザーを3発同時に発射する特別仕様で総弾数18発。
バーサーカー(BERSEKR)
アカシナ専用のフィールド発生器。 自機を中心に一定の範囲内に妨害電波を発生させ、相手マシンのコントロール・装備を起動不能にする。
テンペスト(TEMPEST)
ガスト専用のブースター。従来型のターボブースターと異なり、起動させると一定時間マシンの最高速度を向上させることができる。最大4回まで起動可能。
レースは、4つのサーキットを駆け抜けて優勝を目指す「GRANDPRIX」。サーキットを一つ選出し・飛び入り参加する「SIGLE SPOT」 最速記録を目指す「TIME ATTACK」の三つ。
※「GRANDPRIX」と「SIGLE SPOT」には、予選レースがあり規定されたタイム以内にゴールすれば、本レースへの出場切符が手に入る。 速ければ速いほど上位のポジションからスタート可能。
「TIME ATTACK」ではオプションの装備が禁止されているため、純粋な技量勝負となる。
ランクは「STANDARD」「EXPART」「MASTER」の三つに分けられている。 前者二つのランクでは、一定時間コースアウトしてしまった際サポートチームによって回収され、コースアウトした地点から再スタート可能。
「MASTER」では、一定時間内にコースに復帰できなければ「コースアウト」と認定されてしまい、その場で「リタイア」となる。
出場切符の獲得失敗orリタイアとなっても最大で5回まで挑戦可能。
IEでは、「EXPART」「MASTER」にBパターンとAパターンの二種から選択できるようになっている。
ウッドストック・プレーンズ
平原を駆け抜けるサーキット。シンプル故にドライバーの技量が、そのまま反映される。無電波区画が設けられていない唯一のサーキットである。
マリネパルク
FH協議会が主導となって設立した海中公園。観客が様々な角度からレースを観戦できるようになっており、海中にチューブトンネルが張り巡らされているのが特徴のサーキット。
ブランブルヤード
ルミナス地方に聳えるブランブル山脈を駆け抜けるサーキット。急上昇・急降下を始め、低速コーナーや障害物が存在する。
ルミナス・ベイ
夜のルミナス都市内を駆け抜けるサーキット。サーキットの外に聳え立つビル群の灯りが特徴。
コンフォレスト・ヴィオラ
IEより追加されたサーキット。
カディフ国の国立公園であった熱帯雨林に製造された。湖や滝、洞窟が存在するジャングルを利用したテクニカルサーキット。
エネルギー供給帯(パワーバンド)
マシンにENを供給する帯。マシンとパワーバンドの中心に近ければ供給されるENは強く高速飛行が可能になり、中心より遠ければ供給されるENは弱くなる。
加速帯(リニアブースター)
マシンの速度を上昇させる帯。 乗っている間は、マシンの速度が上昇し続ける。ターボブースター起動時でも効果は生まれ、マシン速度が上乗せされる。
回復帯(シールド&セキュリティレーン)
レース中に損傷したマシンのシールドを修復する事ができる帯。乗っている間は、シールド回復が施される。
IEがリリースされた当時、週刊ファミ通・GameWaveにて「タイムアタックキャンペーン」が開催されていた。
IEのタイトル画面で挑戦するためのコマンド入力すると挑戦可能。挑戦者達が使用するマシンは、ファミ通カップ仕様にカスタムされたヘクトールのマシンを使用する事となる。
GameWaveカップも同様でタイトル画面で挑戦するためのコマンド入力すると挑戦可能。挑戦者達が使用するマシンは、gameWaveカップ仕様にカスタムされたフォークナーのマシンを使用する事となる。