プラスチックス
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ぷらすちっくす
1976年から1981年にかけて活動していた日本のテクノポップバンド。
1976年、グラフィックデザイナーの立花ハジメ、イラストレーターの中西敏夫、スタイリストの佐藤チカにより結成。当初はパーティーバンドとしての活動のみを行っていたが、プログレ出身の作曲家である佐久間正英と島武実が加入した頃よりテクノバンドとして活動するようになる。
1979年、イギリスのインディーズレーベルからデビュー。その後逆輸入的に日本でもデビューした。
リズムマシン・CR-78による軽快なドラム音やチープなシンセサイザーの音など、「安っぽさ」を前面に押し出した曲風で話題を呼び、P-MODELやヒカシューらと共に「テクノ御三家」と称されるようになる。当時は日本よりもアメリカなどで人気があったようで、1981年にはワールドツアーを行っている。日本のテクノバンドがワールドツアーを行うのはYMOに次いで2組目であった。
着実に人気を集めつつあったプラスチックスだったが、1981年に突如解散。解散理由は「メンバーが活動に飽きたから」。佐久間は2013年のインタビューにおいて「プラスチックスはもともと期間限定の活動予定であった」と明かしている。
解散後も何度か再結成を行っており、1988年と2007年、2016年の3回再結成している。
2022年現在、立花と佐藤以外の元メンバーは全員死去している。
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