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センシティブな作品

タグカテゴリこそ腐向けカップリングであるがその実fateシリーズ有数の深い仲であり、生前から続くこの2人の親密さは『Fate/GrandOrder』『Fate/strangefake』から窺うことができる。

2人の友情について

※以下ネタバレ注意

FGO 1部3章

全ての始まり。この章で2人は敵役として登場。

イアソンは基本後方でギリシャ一の大英雄であるヘラクレスを顎で使い、自らの指示を無視した時は『ヘラクレスは死なない』ことを理由にアステリオス共々ヘクトールに宝具で串刺しにさせ頭を冷やさせるという本当に友情が存在するのか疑う残虐な行動をしたが、反面彼が脱落した際は「ヘラクレスが寄せ集めの雑魚共(※主人公)に負けるわけがない」と激昂する様子を見せ、漫画版ではヘクトールが指示を受ける前に「令呪を使えば(意訳)」と提案したときに「俺たちにそんなものはいらないから二度というな(意訳)」と即答し、ヘクトールもその毅然とした態度に素直に従っている。

またアルゴノーツであるアタランテは「あの男はたしかに臆病だが、それ以上にヘラクレスへの絶対的な信頼がある」と発言しており生前からイアソンはヘラクレスへ絶大な信頼を置いていたことが窺える。

ところでヘラクレスはバーサーカーとして召喚されているので基本喋ることはできない上に理性なんて蒸発しているように見えるだろう。

……だがよくよく考察をしていくことで、実はヘラクレスは英雄としての在り方と友情の間で苦悩していたことが読み取れる。

そもそも何故イアソンは上記のようにヘラクレスを串刺しにしたのか。

それは、ヘラクレスが命令を無視し、エウリュアレを狙ったためである。

では何故ヘラクレスは「契約の箱」に捧げるためのエウリュアレを殺そうとしたのか。

この大英雄は狂化に侵されながら『契約の箱に神霊を捧げれば世界は崩壊する』ことが分かっていたのではないだろうか。

それはつまり、自分たちは客観的に悪役ということを理解していたことになる。

英雄的行動を取るならばエウリュアレを狙うなど回りくどいことをせずにアタランテと同じく主人公側に回り、イアソンを殺してしまうのが正しいはずだ。

それでもなお主人公と敵対していた理由は、イアソンの味方でありたかったからではないだろうか。

ちなみに漫画版においては追い詰められながらもなお拮抗。悟ったアタランテの後に続いたモノローグで「腐っても英雄の自分が、人理の崩壊に協力する気はない。まして友にやらせるなど(意訳」と語り一念発起。射殺す百頭を発動して洞窟の崩壊を試み、ロマニが特異点修復を断念してでもマシュたちを脱出させることを決意するほどにまで追い込んだ。友情覚醒で追い込まれてから逆転しかけるとか、主人公どっちだっけ……?

セイバー・イアソンの宝具≪天上引き裂きし煌々の船≫は

戦いにおけるイアソンの立ち位置が正しければ正しいほどに乗組員の賛同も多くなり、攻撃回数も増えていく。逆に明らかに立ち位置が悪役だったりすると「びっくりするくらい、誰も乗ってこない(サボタージュ)」ため、威力も著しく低下する。

と説明がされている。

……3章のイアソンの立ち位置は明らかに悪役であるにもかかわらず、ヘラクレスはアルゴー船に乗りイアソンの味方であったことが何よりの証明になるだろう。

Fate/strange Fake 小説版3・4巻

こちらは主にヘラクレス目線の話になる。

【3巻】

イアソンは『高慢な態度が特徴的な、金髪の男』としてヘラクレスの回想に登場。

令呪により今まで見た人間を思い出させられるヘラクレスだが、4人のうち3人は親戚・妻・子供と血縁者でありイアソンのみ全くの他人である。

また先述の三者ともヘラクレスにとっては辛い思い出なのだが、イアソンとのやりとりのみ雰囲気が明るい。

——私……オレと共にいる間だけ、君は化け物じゃあなくなるよ

———未来の王を護りし、大英雄だ

【4巻】

アルケイデスのマスター・バズディロットは夢を見た。

ヘラクレスがアルゴー船に乗り旅をしていた時の夢だ。

目を覚まし「あれが、かのアルゴー船の長か」と呟くや否や、

「今の言葉は、どういう意味だ」と颯爽と現れるアルケイデス。

この大英雄、友達の話に食いつきすぎである

イアソンを小馬鹿にするマスターに最初は笑いすら零し同意を示していたが、話の終わりには 「船にも乗っていないお前が次に俺の友達を馬鹿にしたら殺すからな(※意訳)」と殺意を込め忠告。

……バズディロットは異様に口が廻る、己のサーヴァントの拗れた感情を察し触らないことにした。

また『自分が死ぬときは神の手ではなく、イアソンのような人間によるものがいい』と腐女子もびっくりの発言が飛び出すので未読の方はぜひ読んでみて欲しい。

その他

【レディ・ライネスの事件簿】

主人公に敗北したヘラクレスに対し、あろうことか元妻のメディアに向けて「ヘラクレスだぞ!私の、私だけの無敵の英雄だ!おまえみたいな魔女がいなければ、私のヘラクレスが負けるはずがないだろう!」と発言。

これにはメディアも「ヘラクレス、ヘラクレスとバカの一つ覚えみたいに……それ以外に頼るものがないのかしら、この穀潰しは!」と怒りの魔術を元夫にぶつけイアソンを座に還した。

せっかくイアソン側に着いてあげたのに、目の前で夫とその友人でびぃえる時空を展開されたメディアさんが可哀想である。

【FGOマテリアルブック】

ヘラクレス→イアソンでは『口の上手い知人。自らの運命の重さに翻弄されている姿が自分に重なったのか、放っておけなかったようだ。』と書かれている。

【イアソンのバトルモーション】

BとEX、宝具にヘラクレスが登場。

181cmと長身のはずのイアソンが253cmのヘラクレスに首根っこを掴まれる様子は猫のようである。さすがに生前は投げられたことがなかったのかイアソンは「なんで!?」と叫ぶが本当に何故投げるのか。かわいい。

他にも1部終章やバトル・イン・ニューヨーク2019、Fake漫画版などイアソンの前では頻繁に笑顔を見せるヘラクレス。マイルームでヘラクレスを見つけ無邪気な笑顔を漏らすイアソン、

漫画版1部3章でヘラクレスを従えるのに令呪などいらないと発言するなどあげれば割と限がなく公式が最大手のような状態になっている。

今まで喋ることができなかったバーサーカーが友人に対し並々ならぬ思いを持ち、こんなにびぃえる適性があったことを誰が想像できただろうか……。

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