概要
杖専用の攻撃スキルで、敵単体に壊属性の強攻撃を行い、中確率でスタンが発生する。英語版ではCaduceus。メディックは重要な回復役であり、前衛を張るには防御面も心もとない。しかし、それでも敢えてメディックを前衛に配置しこのスキルを使うというこだわりのプレイヤーは少なくない。
Ⅰでは様々な要因に恵まれた高性能スキルだったが、Ⅱでは大幅に弱体化。特に全降りでもしない限り威力・命中率・スタン発生は劣悪で、実用的に覚える価値はゼロに等しい。どうしても使いたいならLv70引退後くらいだろう。
なお、ヘヴィストライクに特化したメディックを「殴りメディ」という。
世界樹の迷宮Ⅰ
パラディンのシールドスマイトにも匹敵する、強力な攻撃スキル。Lv10で通常攻撃のおよそ3倍、賢者の杖装備時だとドヴェルグの魔剣装備のシールドスマイトより気持ち上程度のダメージを叩き出せる。
消費TPは多いが、前提条件となるATCブーストLv10の修得で驚異的にATCが伸びるため、火力面は申し分ない。また、スタンの追加効果を持つが、発動の遅さからそれが有効に機能することはほとんどない。 アザーズステップとの併用でスタン効果を視野に入れることはできるものの、当てにできるほどの発動率はない。 スタン効果はあくまでおまけ程度に。
前提SPが10、HPブーストが優秀、賢者の杖・ディノブレスト・アダマース・世界樹の指輪が4層で揃う、レアドロップ地獄完備でスキル「博識」の需要が高い、と前衛殴りメディを支える環境が整いすぎているので、実用性は十二分にある。TP240以上ならL10安らぎでノーコストで撃てる点も高ポイント。
世界樹の迷宮Ⅱ
メディック唯一の高速攻撃手段。適正レベル帯における低速~普通の敵までなら、ほぼ先手を取れる。さすがに高速な敵(飛行系など)が相手だと少々厳しい。しかし、装備やレベル次第では不可能でもないギリギリのライン。Lv10にもなると、AGIや装備が同等条件下にあるカースメーカーの睡眠の呪言すら追い抜いてしまう。
前提の枠数を考えると序盤からメインに据えていくのは厳しく、そもそもメディックには前衛が務まるほどの体力もない。なお、レベル問わずスタンはほとんど発生しない。
世界樹の迷宮Ⅳ
意匠変更に伴い「スリープブロー」「スタードロップ」が追加されたが威力はヘヴィストライクがトップ。
ただし、メディック自身そこまでダメージディーラーには向いておらず、サブクラスの導入もあり搦め手を入れた方が輝く。
新世界樹の迷宮
Ⅱのような高速スタナー。TEC依存の「クリアストライク」もあり、火力はあるが一線級というわけではない。
転職やグリモアもあり、前衛職から転職させた方が使いやすい。
新世界樹の迷宮2
グリモアを着けて★★にすれば超速・高火力・良燃費のスキルになる。が、これメインならダークハンターから転職した方が使いやすい。
本作登場の「バイタルヒット」は本職向けの攻撃スキルで上手く組み合わせて裏ボスを瞬殺することもできる。
世界樹の迷宮Ⅴ
メディックが登場しないため、「アサルトワディ」という一点物の杖を装備した時だけ使える攻撃スキルになった。
ATK+230という作中最高の攻撃力を持つ(鍛冶を考慮しても3位)武器で倍率950%というぶっ壊れた威力のスキルを叩き込む作中屈指のロマン砲。950%というのはⅣのドライブスキルをも凌ぐ(オーバードライブ除く)倍率である。
その破壊力は非力なはずのルナリア族やブラニー族の後衛職ですら軽く4桁のダメージを叩き出す程。
これを装備するためだけに杖装備可能な後衛職に就くセリアン族が続出した。
世界樹の迷宮X
メディックのスキルとして登場
Lv10まで上げれば倍率700%に達しガンナーのチャージ攻撃やドライブスキルに匹敵する倍率となるが、消費TPは50と少々重い。
この前に前提となる殴りスキルがいくつかあるがどれも有用でこれの後ろにある杖マスタリーは杖の威力と最大TPの両方を伸ばせるので殴りメディを意識しなくても回復と両立して普通に使っていける。また、今作は杖自体の攻撃力がほかの武器に全く劣っておらず、最強の『魔法』杖ですら真竜の剣と互角のATKを持つため武器に悩む必要もない。
実用的になったのは確かだが、上記の事情と新2以降ドクトルマグスが杖で剣技を使用する能力を持ってしまったため「後衛用の武器から放たれるまさかの一撃」という本来のコンセプトが喪失してしまい、普通の攻撃スキルに落ち着いた感がある。
世界樹と不思議のダンジョン
追加で麻痺させる。これ自体は火力に乏しく、主に足止め用。
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