「物理法則でちょっとお遊びといこうか?」
プロフィール
本名 | マリー・ソマーズ |
---|---|
年齢 | 37(正確に言えば+88年…) |
母星 | プサマテ |
背景
およそ1世紀前、アウトランズは深刻なエネルギー危機に瀕していた。魅惑的でありながら一風変わった天文物理学者であるマリー・ソマーズ博士博士は、その解決策を見つけるために雇われた。マリーは家族をオリンパスの科学研究基地へと移し、仕事に取り掛かった。
部下であるリード博士の力を借り、マリーはブランシウムを発見した。彼女はそれが無限のエネルギーの鍵となる元素であることを確信している。しかし、ブランシウムはブラックホールの降着円盤にしか存在しない。そのため、マリーとリード博士は、彼女の理論が正しいことを証明するために危険な任務へと出発した。
マリーは息子のニュートンに無事に帰って来ることを約束した。しかし、リード博士が裏切った。ブランシウムを盗み出し、マリーのシャトルをブラックホールの軌道へと放ったのだ。マリーは知恵を絞り出し、真空空間でのロボットコンパニオン、ニュートを改造して脱出に成功した。しかし、ブラックホールの外れでは時間の流れが変化する。彼女の脱出は、87年遅かったのだ。
マリーは自分の研究に投資し、時を遡って息子と一緒に過ごすことを決心した。彼女は次シーズンに、重力の支配者「ホライゾン」としてApexゲームに登場。かつての人生を過ごし、帰ると約束した地、オリンパスでのデビューは近い。
(公式サイトから引用)
能力
- パッシブアビリティ
【スペースウォーク】
ホライゾン独自の宇宙服で空中制御を向上させて、落下の衝撃を抑制する。
- 戦術アビリティ
【グラビティリフト】
重力の流れを逆転させてプレイヤーを上に持ち上げ、脱出時にブーストをかける。
- アルティメットアビリティ
【ブラックホール】
ニュートを展開して、プレイヤーを引き寄せる極小のブラックホールを発生させる。
- パーク(シーズン20より)
レベル2
【バッテリーコレクション】
デスボックス内のシールドバッテリーの数を確認できる
【ビッグバン】
壁やデスボックス越しに軍需品が見える
レベル3
【戦術クールダウン】
戦術アビリティのクールタイムが5秒短縮
【アルティメットクールダウン】
アルティメットのクールタイムが30秒短縮
性能
実年齢に換算するとなんとレヴナントの次に高年齢の博士。パスファインダー、レイス、オクタンに次ぐ機動力系キャラクターで、逃げ性能はあまり無いが、有利地を先取りする戦略的機動力が高い。
スペースウォークは痒いところに手が届くパッシブアビリティで、着地による視点揺れと硬直を軽減する。このパッシブのおかげで着地後の移動や攻撃をほぼロスタイムなく行うことができる。一見地味な効果に見えるが、PvPゲームにおいて1秒でも早く動けるというアドバンテージはかなり大きい。
戦術アビリティのグラビティリフトはオクタンのジャンプパッドにやや似た性能だが、「ほぼ上方向のみの移動効果」「発動中の10秒間、降りるまでは空中に浮かんだまま」などの点が違う。高所を回り道せずに取れる強さはもちろん、射線広げや敵を上に持ち上げる妨害機能としての有用性も高い。最終リングでは相手の行動を遅らせる点としてはジャンプパッドよりこちらの方が頭一つ抜き出た機能面も併せ持つ。
アルティメットの使い方としては敵の拘束や炙り出し、及び一斉掃討や最終リングでのリング外追放等幅広い汎用性があり、プレイヤーを一瞬だけパニックにさせる効果もある。さらにそこにグレネードやコースティックのガスグレネードなどを放り込めば相手に大ダメージを与えることができ、相手のエイムを乱すという効果も相まって乱戦時に大きく活躍する。
が、オクタンの興奮剤、レイスの虚空・ポータルの使用や、ただ走るだけでも案外影響下から抜け出せてしまう。ニュート(機械の名前)本体に一定以上の攻撃ダメージが入るとブラックホールごと破壊できてしまう点にも注意。
シーズン9にてグラビティリフト頂点での滞在時間は最大2秒のみ、左右の移動速度大幅低下、ニュートはワットソンのパイロンにて迎撃可能という大幅な下方修正がなされた。とはいえ、登場から弱体化までの間は性能面でかなり優遇されていたため、戦闘時には他のレジェンドを差し置いてほぼ一強状態であった。そのためこの弱体化は、他のレジェンドとのバランス調整としては丁度良かったともいえる。
……しかし、簡単に味方全員で高所を取れるほか、多数の使い道を考案されているグラビティリフトはあまりにも強力であり、上昇中の射撃精度や頂点での滞在時間の0.5秒への短縮など、以降もさまざまな弱体化が行われている。強化となるはずのクラスの実装やシーズン20でのパーク実装でも、レベル2のパークがどちらもおまけ程度のほとんど無意味なものであったにもかかわらず、依然ホライゾンは環境トップにいる。
アリーナでの使い方
ヴァルキリーとパスファインダーに並ぶ厄介な高機動レジェンドの一人で、かなり上まで上がるので視野的にも負荷がかかること間違いなし
・・・というのはバトルロイヤルでの話であり、アリーナとなると寧ろこれが弱点となりうる場合がある。立ち上る青い光の柱から一人ふわふわ浮き上がってくる挙動は目立つので、高所での移動すら危険な場面が多い。また使用する場面も殆ど無いため、高機動レジェンドとしての強みを全く生かせないなんてことも。あっても使えるのは砲台ステージぐらいであり、それ以外では活躍の場があまりない。
前述の通り機動性の面は幾らか潰れて見えるホライゾンではあるが、ブラックホールの使用が解除されれば積極的に使用するのもアリ。アビリティよりアルティメットと投げ物のシナジーを活かし、強力な攻撃手段として使うのが主な戦法となるだろう。なお、アリーナではアルティメットが解除されるまでラウンドを重ねないといけないので、それまでは多少の縛りを抱えてプレイすることになる。