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CV:斎藤千和


概要編集

リリィ達がウーヴェ=アッペル護衛の任で陽炎パレスを発った裏で、ウーヴェ暗殺計画の主犯ローランド捕縛の任の帰りがてら休暇中のティア達4人が出会った女性。アネットの母を名乗り、生き別れの娘と再会したことに喜んでいた。本人によると4年前に共和国に訪れた時に鉄道事故に巻き込まれたてはぐれたという。


しかし常に追手の影が付きまとい、モニカは行動の節々から彼女を訝しんでいた。


















以下、ネタバレ注意!










































実はギードを射殺した白蜘蛛やローランドと同じ帝国のスパイ。

快楽殺人犯の気があり、自分の工具箱を盗んだ窃盗犯をはじめ、自分の行く先々にいた人間を必要以上に殺害していたため共和国陸軍に目を付けられていた。

クラウス曰くアネットと面影が同じとのことだが、血の繋がりも愛情も一切ない。面影が同じなのはアネットにそのように整形させたからで、曰くゴミ箱に捨てられたのを見つけてスパイ活動に利用しようと育成したが、あまりに覚えが早い上に自分を上回る狂気を垣間見せたアネットを気味悪がり、片目をつぶして記憶をなくすほど散々殴りつけて捨てたという。当時を思い出して嬉々として語る様は、逃亡補佐の任で来た白蜘蛛に「虐待おばさん」と揶揄された。


彼女から血の匂いを感じ取ったモニカははなから彼女を信じておらず、ティアも薄々気づいてはいたがアネットにとってはいい母だったかもしれないとも思っていたため手が出せず、そんなティアに付け込んで貨物船のコンテナに忍び込み逃亡を謀るが…




すでにアネットには血の匂いを感じていたことで本性がバレていた。爆弾を仕掛けた自分の工具箱をアネットに譲って遠隔操作で爆死させようとしたが、アネットは先手を打って工具箱をすり替えており、その上コンテナには外からは出られない仕様になった国外行の物(到着まで10日以上)に加えて、粉塵爆破の罠も仕掛けた物だった。そして彼女は自ら爆弾を起動したのだった。

アネットはティア達に逃亡幇助をさせながら窮地に陥れる行為を無自覚に繰り返す上に、アネット自身が一番気にしていた身長の低さを「4年前から変わらない」と再会時に述べた事で腹に据えかねていたのだった。

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