「時間の限り、愛し抱け」
「燃え華やぐ時間だ!」
プロフィール
人物像
蒼銀髪の少女。一人称は「ボク」。不遜だが、スパイとしての総合力は高い。養成学校の試験では手を抜いていたために成績を落とした。
<<氷刃>>のモニカ 本編内容あり
灯の中で一番スパイの能力は高い。毒、スリ、変装、調教、事故、工作、色仕掛けとそれぞれが突出した得意技を持っている中モニカだけは技術の詳細は「No data」になっており詳細は伏せられていた。クラウスはスカウトした当時は「盗撮」が得意であると聞かされていたらしい。
実際のモニカの本質は「空間内すべてを見通す計算能力」だった。角度、距離、焦点、反射、角度、速度、時間、ありとあらゆる空間の状態を把握し脳内で演算をし罠を仕掛けていく。よく鏡を使って鏡越しに標的の様子を窺ったりしている。
普段の訓練を含めて全員が、クラウスに歯が立たない状態だがモニカはクラウスを負傷させるほどの技術を身に着けていた。
戦闘の能力もかなり高く、複数の敵の銃弾を避けさらにギードやクラウスが行う銃弾をナイフで跳ね返す技もクラウスがやった一瞬を見て習得した。また、かつてゲルデが用いた緩急のある特徴的な動きで瞬間移動したような足さばきを「鳳」のヴィンドとの対戦で取得するなど、技の飲み込みも異常に速い。
出自は芸術家の家で父親は画家、母親は楽器の演奏者だった。兄も姉も芸術の勉強をしていて家族の教育の方針としては色んな芸術に触れ、自分に合ったものを見つけることだった。
楽器も絵画も見よう見まねで上達したが、上手いだけで魂が感じられないと言われ家族にもなじめなかった。魂を感じるとはどういうことなのか話を聞くと恋をすることだと言われたが当時のモニカにはあまりピンとこなかった。
とある日に焔の一人である男が父親のアトリエに籠っていてスパイであることを知る。
モニカの育った土地では同性愛はご法度だった。芸術に関しても恋愛などの自分の中にある感情にも違和感を感じていた時に、興味があったら対外情報室に来るといいと誘いを受ける。
戸籍を捨て家出をするように養成所に入学しめきめきと実力を伸ばし、成績もトップに上り詰めた。しかし、成績上位者が集まった特別合同演習(焔選抜試験)でハイジに完膚なきほどに打ちのめされ大きな挫折を味わい、努力では到達できない領域があることを知り、試験や授業に手を抜くようになった。
*<<付焼刃のモニカ>>ネタバレ注意
ライラット王国の防諜機関の創成軍に所属するスパイマスター「ニケ」を倒すべく創成軍に身分を偽り潜入する。その際には先にニケに捕縛されていたサラのもとに行き、根回しをしたりする。
そして最後にはニケに本性を現し、見事にニケを討伐する。元から戦闘能力をはじめとする、スパ技術全般でほかのメンバーと比較してかなり突出した技術の持ち主だったが、さらに進化し相手を翻弄していく姿を読みことができる。戦闘の様子は小説本編を読んで確認してほしい。
関連動画
コードネーム《氷刃》(CV:悠木 碧)「スパイ教室」ヒロインPV【ファンタジア文庫】
TVアニメ「スパイ教室」キャラクターPV:モニカ編
TVアニメ「スパイ教室」スペシャルエンディングテーマ「Pausing Shutter」歌:モニカ(CV:悠木 碧)ノンクレジット映像
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赤羽業:他作品の登場人物で、劣等生ばかり集められたクラスの中で戦闘の才能が頭ひとつ抜けてる天才繋がり、ストーリーの中で倒すターゲットである担任を単体で負傷させたりとある人物の戦闘技術を素早く飲み込めたりと共通点がいくつかある