「不幸……」
「尽くし殺す時間なの」
プロフィール
人物像
金髪でツインテールの少女。一人称は「エルナ」。不幸体質の持ち主であり、たびたび事故や災害に見舞われる。故に「不幸」が口癖。
8人目の少女
クラウス「伝えていなかったが」
「『8人の少女が、7人として生活する』こともルールの一つだ」
「僕はずっと『お前たち7人』と呼んでいたが、少女は8人いるのだよ」
生物兵器を奪還する不可能任務において、陽炎パレスを盗聴していた強敵の存在を予見していた灯。そこで用意した作戦の要となったのが、8人目の少女であるエルナだった。
原作PVや特設サイトでも、エルナの存在は完全に伏せられ、灯の少女が7人であるかのような扱いになっていたが、エルナが主役となる5巻発売後に公開されたPVでようやくお披露目された。
原作小説
1巻では、口絵(灯メンバーの集合絵)には描かれていないが中盤の中心的存在になっている。
前述の作戦の正確な意図は、敵(と読者)に対してエルナの存在を秘匿することではなく、灯の少女の人数を8人ではなく7人だと偽ることだった。その一環として、地の文ではリリィとエルナ以外の6人の少女たちは種明かしの直前まで不自然なほど名前が出ず、それぞれ「白髪の少女」「蒼銀髪の少女」「黒髪の少女」「赤髪の少女」「茶髪の少女」「灰桃髪の少女」と表記されていた。
漫画版
陽炎パレスの初日から他の少女と共に登場しており(原作では来る途中に事故に見舞われ、初日の集合に間に合わなかった)、クラウスも「(自分含む)ここにいる9人」と明言している。
敵側は盗聴ではなく監視カメラによって情報を得ていたため、人数の偽装ではなく特技の秘匿によってのみ不意をつく形に改変されている。
アニメ版
第3話で敵への不意打ちを成功させた場面で初登場。実はそれ以前にも体の一部のみ写り込んでいる場面が複数あり、注意深く観ている視聴者ならば原作未見でも気づく可能性はあるように演出されている。原作1巻中盤のエピソードは第4話で回想として展開された。
キャラクターや担当声優の情報についても第3話の放送後に公開され、ネタバレの都合もあって最初の3話はOP・ED映像は流れていない。
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