「咲き狂う時間です」
プロフィール
人物像
スパイチーム「灯」のリーダーである銀髪の少女。一人称は「わたし」。
「歴史の影で暗躍する秘密集団の筆頭」といえば聞こえは良いが、実際にはそんなイメージからは程遠い人物。天真爛漫で世間知らずな上に調子に乗りやすくドジもよく踏むと、およそスパイには向いておらず、養成学校でも落ちこぼれであった。一応のリーダーではあるものの、他の灯メンバーからは囮役や雑用係を体よく押し付けられがち。同時に、そんな扱いにもめげない前向きさの持ち主であり、「ボス」であるクラウスが彼女をリーダーに指名したのも、ここぞという時に皆の支えになれる精神性を評価してのようだ。
ちなみに、実務上ではグレーテが実質的なリーダーとして任務を回している。
作者はリリィをサブ主人公として書いているとのことで、出番は多め。宣伝用ビジュアル等で集合する構図が描かれる際にセンターに立つのも彼女である。
スパイとしての能力
最低限の技能に加え、あらゆる毒が効かない特異体質という固有の異能を持ち、これを活かした毒物の調合・使用に長けている。幼少時、戦火に巻き込まれた故郷の村が毒ガスで皆殺しにされた中、ただひとり生き残っており、この悲惨な経験がスパイを志す原動力となった。
灯のメンバーの中ではかなり立派な物を持っているが、色仕掛けの類は苦手。アニメオリジナルエピソードにて仲間のティアからも「素材は良い」と言及され胸元が大幅に露出したメイド服を着てクラウスに色仕掛けを仕掛けたが、すぐに見抜かれ不発に終わった。なお、当の本人は話題に上がるだけでも赤面していた。
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