CV:瀬戸麻沙美
概要
シドによって『悪魔憑き』から救われたエルフの女性で、シャドウガーデン創設メンバー…つまりシドの「陰の実力者ムーブ」の最初の被害者である。
人物
金髪に青い瞳のエルフで眉目秀麗文武両道の完璧超人。
シドから教わった剣を振るい、組織向けにアレンジした技を編み出すなど応用力にも優れシドを除くと組織最強といっていい。
元のスペックに加えシドの指導の下、鍛錬を重ねたその実力は作中最強であるシャドウの足元に届いているとされる程。
シャドウガーデンの実態に気づいておらず、その上で「陰の実力者ムーブ」に余念がないシドに代わり、シャドウガーデンを実質的に統括している。尚、彼女はシドの独断行動を「自分では計り知れない遥か先を行っている」と解釈している。
ガーデン構成員の大半(七陰を含めて)がシドを「崇拝」しているのに対し、アルファは「恩人にして同志」というスタンスを取っており、シドに対しタメ口で話す。そのことも組織内で別格扱いされる原因だろう。
普段は物事を冷静に捉え、決して表情を変えないクールな性格だが、シド絡みになると僅かながら冷静さを失い、またシドの周りに女の影があるとそれとなしに説明を請うたりもしている。
また、ソシャゲの「カゲマス」ではバレンタインイベントで、ベータとイプシロンがシドにチョコを渡すためにアルファのいない間にバレンタインイベントを決行したのを知ると、「抜け駆けは禁止」と七陰全員でチョコを作る事を決定し、それでもベータとイプシロンがシドに自分のチョコを食べてもらう計画を続けようとするのを威圧して全員でのチョコ作りに参加させるなど他の七陰への嫉妬心も垣間見える。
また短所としてシドへの精神的な依存が七陰の中でも特に強く、彼が偽札事件の首謀者であると知った際は『私たちは彼に切り捨てられた』と絶望しシャドウガーデンの運営どころか何事も手がつかない状態にまで陥ったことやガーデンの目的である「ディアボロス教団の壊滅」もシドから示された目的であることから、教団を倒した後のシドとの関係やガーデンの扱いをどうしていくのかというビジョンを構築していないことなどシドの存在そのものが彼女の最大の弱点となってしまっている。
一方で全くシド以外の存在を本質的に見ていない訳ではなく、寧ろシドに手を差し伸べられた経験から『罪無き民が正当に受け取るべきである『根源的幸福』を護りたい』という確固とした信念も確かに存在しており、シドから与えられた温もりを原風景として活動した結果現在の彼女とシャドウガーデンがあるのもまた事実である。
関連タグ
実は、魔人ディアボロスを倒した英雄の一人と瓜二つであり、英雄の血を濃く引き継いでいると思われる。