プロフィール
概要
金髪碧眼の告死天使の少女。エクセル達とは行動を別にする。ヘクターに絶対的な忠義を誓った者。
ディヴァインは氷の斧「神斧トゥール」。
性格は好戦的で高飛車で他者を見下しているような言動が目立つものの、主には絶対服従。
後々の展開を知っていればマリスがエクセル達の後を追うように派遣されてウルスラとの衝突云々の後にリヴィエラに到達しているという伏線がところどころ張っているが本格的な登場はチャプター2より。
その場面での行動により精霊たち及び記憶喪失中のエクセルから魔族だと間違われている。
レダと同様オーディオドラマに出番が少ないキャラクターだが、
『マリス、過去との決別』では主人公、『私立リヴィエラ学園』では生徒会委員として登場する。
備考
- 最初設定では彼女とレダは親族(兄妹か姉弟)だったらしい。
- ところどころで拾える「天使族の女性に好まれるアクセサリー」は本来マリスの所有物だと思われる。
- DHEシリーズにおいては367号と549号というキャラクターがおり、服装や装備、片目を隠す髪型など設定だけではなく見た目で似通った要素が多い。
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ここからはネタバレご注意。
ネタバレ
ヘクターに仕える為、ディヴァインの代わりに「未来」をロストしたと信じているが、実は人造告死天使の実験体。告死天使になるためにすべてを投げ捨てたと吹き込まされたせいでヘクターに仕えることに存在意義を見出しており、ヘクターが絶対神になることこそが神界と天使族が救われる唯一の方法だと信じている。
本物の告死天使に極めて近い存在だが人造的に加工された生命体ゆえに神々の手により創り出された個体に微妙に劣っている面がある。
親指の爪を付いた黒い翼と蒼白な肌色は本物の告死天使そっくりだが、人造的なディヴァインは本物と刃を交えると謎の共鳴的な現象を引き起こしてしまう。
ロザリナ島のアーク族を皆殺しにした張本人であり、エクセルの前に三度立ち塞がるも力及ばず、ヒロインの一人を道連れにする形でヘクターに殺害される。
己の忠実な従者にさえ手をかける挙句に告死天使のなりそこないと嘲笑うヘクターにエクセルは憤慨し、レダを利用するだけ利用してマリスに殺害させるといい告死天使を軽蔑する彼を見限っている。マリスの正体を聞いてもなお告死天使だと捉えるのかとエクセルに問いただすヘクターだが「そうだ」と即答されている。
オーディオドラマにおいては本来ならば一般天使族のお嬢様に生まれたが、父親が魔族と手を組むまでゴートの七賢に反旗を翻してしまったことで造反として処分され、ルクトール家は爵位を廃嫡されたことに繋がる。そのため他の天使族からかわいそうな子と言われている。
続いて母親は病に倒れたことにより、マリスは天涯孤独となりヘクターの実験の被験体に召し上げられる。ID番号は「1132号」。
実験に優れた結果を残し完成された神斧トゥールとシンクロ度の高さによりヘクターの目にとどまり、彼の絶対神になる野望のための手駒に選ばれる。
なお「天使族の身分」に関してはのちのDHEシリーズ作品にて固められた設定と微妙にずれている部分があるものの、被験体仲間の367号と549号の境遇的に「公式の設定」と捉えられる部分もある。