マローダー(メック)
おれのひだりにたつな
名称 | MAD-3R マローダー |
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重量 | 75トン |
エンジン | ヴィラー300 |
歩行速度 | 43.2km/h(4MP) |
走行速度 | 64.8km/h(6MP) |
放熱器 | 16基 |
武装 | 粒子ビーム砲x2 |
オートキャノン5x1 | |
中口径レーザーx2 | |
価格 | 672万9625 Cビル |
概要
バトルテック重量級の最大75トンのメック(これより上は強襲型になる)。
両腕の粒子ビーム砲(PPC)とオートキャノン5(AC5)による遠距離砲撃能力が高く、近接された場合の防御用に中口径レーザーを装備している。さらに火砲による発熱を十分に処理できる放熱器も備え、また装甲も厚い。
その圧倒的火力は軽・中量級は元より、それよりも上のランクのメックにとっても脅威である。
基本戦術
両腕のPPCを同時発射を行い、状況によりそれにAC5を加える。射撃で熱が溜まり出したらPPC1門とAC5のみで射撃を行い、放熱を行うのが基本戦術。
接近されても3ヘクスならばPPCの最低射程による修正は+1で済むので、PPC×1と中口径レーザー×2で凌ぎ、次のターンに出来るだけ距離を取るのが良い(そうならない様に動くのが基本戦術だが)。
弱点
上記でも少し触れたが、やはり接近戦に弱い。特に隣接された場合、中口径レーザーが両腕に有る為に射撃フェイズでこれを使うとパンチを行えず、転倒の危険を承知でキックに掛ける(もしくは格闘フェイズを捨てる)しかなくなる。
それ以上に問題なのは左胴。前面装甲が17点と薄目な上に、ここには放熱器がひとつとオートキャノンの弾薬しか存在しない。つまり左胴に致命命中が発生した場合、二分の一の確率で弾薬誘爆が発生して終わると言う事がままあるのである。
「左側を取られ、命中箇所で1ゾロ(中枢を抜けなくても致命命中が発生)、そのまま致命発生で弾薬誘爆\(^o^)/」はマローダー使いならば常に付きまとう恐怖である(ヘタをしたら1ターン目で起こる)。ここまで極端でなくてもマローダーを使っていれば、相手は可能な限り左側を狙いプレッシャーを掛けてくるだろう。
その為、マローダーのもっとも簡単な改造は「ACの弾薬を胴中央に移す」と言われている(「ここに致命が起きれば後はもう一緒」と考えて頭部(コックピットがある)に弾薬を積む猛者もいる)。
あるいはダヴィオン仕様と呼ばれるAC5の代わりに大口径レーザーを積み浮いた4トンは放熱器に充てる改装をすることで、静止状態なら毎ターン粒子ビーム2門をぶっ放せるようにするという手も。
STEAM版
おそらくグリフィンとともに基本ルールブック初出メックで最も割を食った機体の一つ。
というのも、メイン武器の粒子ビーム砲に”ビーム砲でありながら姿勢ダメージ付与(中口径や大口径ではバランスを崩せない)””命中時に相手に射撃命中デバフを付与”と属性を付与した結果、ただでさえ熱い熱量が悪化しボドゲに換算して約12点となった。そのためよほど寒冷地でない限り腕の粒子ビーム砲のうち一門がデッドウエイト状態に。
そのためまともに稼働させるならPPCを両方外して大口径レーザーもしくは上位武器のER(距離延長)大口径レーザーに換装して浮いた重量を放熱器や装甲に充てる方がいいかも。