諸元
名称 | PXH-1 フェニックスホーク |
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重量 | 45トン |
エンジン | GM270 |
歩行速度 | 64.8km/h(6MP) |
走行速度 | 97.2km/h(9MP) |
ジャンプ能力 | 180m(6MP) |
放熱器 | 10基 |
武装 | 大口径レーザーx1 |
中口径レーザーx2 | |
マシンガンx2(弾薬1トン) | |
価格 | 406万7540Cビル |
概要
オーガス重工がスティンガーで得たノウハウを下地に地球帝国期の2502年から量産を開始した汎用型偵察機。
軽量級偵察メックについていける機動力を持ちつつそれらを圧倒する火力と装甲を持ち、操縦しやすいことも手伝い瞬く間に普及した名機のひとつ。偵察部隊の司令塔だけでなく火力部隊の遊撃機としても運用できる柔軟性を持つ。その分価格もワスプやスティンガーのほぼ2.5倍と高いがそれだけ払う価値はあるだろう。というか実際ゲームする場合は武装の最大射程や装甲を鑑みるにワスプやスティンガーは眼中に入らないことが多い(戦い方やメック戦士の技量、運にもよるが、ワスプ/スティンガー3機編成(合計60トン)とフェニックスホーク1機が戦えば、おそらくフェニックスホークが勝つ)。
日本で展開されたRPGリプレイでも複数のプレイヤーがこの機体に搭乗している。
どの距離でも軽量級なら圧倒できるし中量級が相手なら色々工夫して戦える(55トン級のこいつらに対しては機動力を活かして相手が苦手な距離で戦うという手がある)。重量級以上とは一対一ではさすがに厳しいので僚機と連携してスキを突こう。
欠点は割と重量ぎりぎりに詰め込んだ設計のため放熱能力が足りないこと。熱管理に慣れないと性能を活かしきれない。
また、装甲はこのクラスとしては悪くないが頭が若干薄いのでライフルマンと同じく同クラスに接敵するのは避けたいところ。どうしても気になるのであれば、腕部武装を胴体に移して両腕の装甲を1点ずつ頭部に回すのもアリ。
バリエーション
恒星連邦仕様
名称 | PXH-D フェニックスホーク |
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重量 | 45トン |
エンジン | GM270 |
歩行速度 | 64.8km/h(6MP) |
走行速度 | 97.2km/h(9MP) |
ジャンプ能力 | 180m(6MP) |
放熱器 | 12基 |
武装 | 大口径レーザーx1 |
中口径レーザーx2 | |
価格 | 405万7390ビル |
マシンガンをはずして放熱器に換装したタイプ。ジャンプしながらの射撃がしやすくなった替わりに近接火力が落ちている。新規ルールではレーザー兵器は歩兵は一発あたり一人しか倒せなくなったので歩兵相手には向いていない。
リプレイでも登場。
ドラゴ連合仕様
名称 | PXH-K フェニックスホーク |
---|---|
重量 | 45トン |
エンジン | GM270 |
歩行速度 | 64.8km/h(6MP) |
走行速度 | 97.2km/h(9MP) |
ジャンプ能力 | 0m(0MP) |
放熱器 | 13基 |
武装 | 大口径レーザーx1 |
中口径レーザーx2 | |
小口径レーザーx1 | |
価格 | 362万8552ビル |
ジャンプジェットを全部取っ払って装甲と放熱能力を強化した平野部戦闘仕様。当然偵察機には向かない。
ランドエアーメック(LAM)仕様
名称 | PXH-HK フェニックスホークLAM |
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重量 | 50トン |
価格 | 723万8000ビル |
気圏戦闘機への変形機能を得たフェニックスホークで、量産化に成功した3種のLAMの一機(残りはスティンガーとワスプ)。ぶっちゃけ元ネタの再現と言える。
ルール的には50トンのLAMは5トンが変形装置なので、本来は45トンであるフェニックスホークとの相性は抜群。
とは言え、純粋な戦闘能力を考えると5トン遊んでいる事には変わりが無く、45トン級の武装と50トン級の機動力(歩行MPが5に落ちており、当然走行MPとジャンプ能力も下がっている)の悪い所取りな機体と成ってしまっている。
更には70トン級よりも高価な事とパイロット育成の難しさも問題視されて、「35トン程度のメックと気圏戦闘機、それに専属のメック戦士とパイロットをそれぞれ用意した方が戦力、運用、コスト面で優秀」と言われる始末。
一応、グループSNEのリプレイでは、(敵側が)メック搭載能力の無い宇宙船に気圏戦闘機形態で搭載すると言う裏ワザを披露していた。まぁ部隊全員がLAM乗りならそういう強襲作戦(空挺作戦)用とも言えるが、部隊で一人だけ乗っていても唯の弱メックだろう。
このほかにもPXH-1BというXLエンジンといわれる高性能軽量エンジンに換装して発熱を改善し浮いた重量で武装を強化した星間連盟時代のタイプもある
steam版
どのモデルもVECTORED-THRUST-KITと呼ばれる特殊なジャンプジェットを二基搭載している。(そのためボドゲ版とは違いK型もわずかながらジャンプが可能)。またこの機材はジャンプの最大距離を延ばしたりジャンプしながらの射撃の威力を強化する効果もある。
大口径レーザーの発熱が若干緩和されジャンプしながら主砲を射撃しやすくなった。
ベース型を軽く改修するならマシンガンの弾を0.5トンにして浮いた重量を頭をはじめとした装甲の強化にあてるといいだろう。
また、ボードゲーム版と同じくエンジンが軽くなり高性能放熱器が搭載されている”PXH-1B”というモデルもあるが、レアな機体のため入手するためにはブラックマーケットでスクラップを集めて組み立てなおさなければならない。