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概要編集

「英雄伝説IV 朱紅い雫」に登場するキャラクター。年齢は18歳。


フィルディンで出会う冒険者。

エル・フィルディン王国の第一王女で、

フルネームはミルディーヌ・ウリエル・シルヴィアナ・エスメラス

愛称のミューズは本名の頭文字から取ったものである。


二大宗教の確執に無関心を装っている王家の対応を歯がゆく思い、真相を究明しようとしている。志は高いのだが、我侭に育てられたために態度が大きい。人々のために社会悪と献身的に戦う王女で、設定的には「怪傑ゾロ」を意識されてデザインされたキャラクター。ミューズの活躍を知っているのは侍女だけで、貴族たちからは変わり者扱いされている。



戦闘ではムチと火の精霊魔法を使う。マーティと同じく、能力のバランスがとれている使い勝手のいいユニット。

ミューズが使う特殊魔法「ヘイズ」は技能力を1.5倍に上げ、味方の攻撃を当たりやすく、敵の攻撃を避けやすくする働きがある。


PC-9801版では、地下水路の奥にある隠し扉はミューズが仲間にいる場合のみ開くことができて、そこからエル・フィルディン城内に入ることが可能になる。


ギアの斡旋所のオープンシナリオ「教授の話し相手」は、ミューズを話し相手に選択した場合、ミューズの尊大な態度に怒った教授とミューズが喧嘩してしまうため、クリアするにはミューズ以外を話し相手に選択すること。このことから『しゃべらなかったらいい女』であることがわかる。



余談編集

PC-9801版の初期設定では、エレノアは行方不明になっているフィルデンの王女(記憶喪失状態)で、ミューズの姉姫という設定だった。そのなごりか、エレノアも精獣使いであり(使役するのは水の精獣)であり、エレノアの特殊魔法「ミスト」はミューズが使う「ヘイスト」と似ているという(どちらも技能力を上下させる魔法)、2人が姉妹だった初期設定が反映された形になっている。



関連タグ編集

朱紅い雫

ミュゼ・イーグレット後のシリーズに登場した同じく『ミルディーヌ』の本名を別名で隠していたやんごとなき立場のキャラクター。

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