概要
魔女。とある事情により肉体を失っており、魂のみが魔法の鏡として残っている。
その鏡はボッスにより幼少のダイダに与えられ、相談相手として巧みにダイダを操る。
ボッスの死後ダイダの焦りに付け込んで言葉巧みに地下へ誘導し、ダイダの肉体を使ってボッスを復活させる。
その後はヒリング王妃暗殺を試みるなど野望の実現のために策を巡らせる。
実は魔法立国ホウマの生まれであり、聡明で魔力が高くホウマ人の例に漏れず心優しい子だったが、父はボッスによって図らずも討たれた。
自国が神々との戦いで劣勢になるとホウマ人達はギャクザ国を発展させ彼等と手を取り合おうとしたのだが、自己保身しか頭にないギャクザ人には通じず金目当てに母を殺害されてしまう。そして自身も両手と顔の皮を斬り落とされ、餓死するまで見世物にされていたがボッスがギャクザに報復したのち、とある魔法使いによって一命を取り留めた。
それからボッスに心酔するようになり、彼がチャビ神に敗北するとボッスにシーナを紹介し、ボッスを最強にすべくボッジを産ませるが、巨人族は一人しか子を産めないうえボッスに家族は不要とみてボッスの留守中を狙いシーナを謀殺。同時に自身も何者かに裏切られて殺され、魔神によって次死ぬような事があれば魂を食う事を約束に魂を鏡に移植された。
魔神との契約の代償でボッスの死期が近い事を悟ると今度はヒリングを紹介し、ボッス復活の寄り代としてダイダを産ませ、今に至る。
この世とあの世の狭間にて事情を知った母とシーナからの説得を受けても、ボッスと二人きりで居るための道を変えようとしなかったが、ボッジに敗北したボッスを見てこれまでの行動が全て独りよがりだったと反省。ボッスとの相互理解を果たしたのちボッジに鏡を割らせることで鏡から解放されたが、魔神との約束で彼に食べられた。
そして魔神はデスハーと隊長の連携によって首を撥ねられ、デスパーは首を返す代わりにオウケンを元に戻してもらおうとしたが割り込んできたダイダの願いによってミランジョは蘇生。幼少期に出会った魔神の子に「いつか貴方も元に戻す」と言い残し、完全復活を遂げる。
事情を知ったダイダからプロポーズを受けるだけでなく罪を許され、デスパーからは自身の悲劇を繰り返さない事と人々と同時に自分を幸せにする事を諭され、ダイダの妻となった。