モレッティ
もれってぃ
CV:安田裕
ボンゴレの構成員のひとりで厳密には門外顧問チーム所属の特殊工作員。
モレッティが使用する「アッディーオ」は「さようなら」という意味で、自分の意思で心臓を止めて仮死状態になる技である。要するに「究極の死んだふり」である。
そこから彼は「殺され屋」と呼ばれている。
ギャグマンガ時代のエピソード「初めての殺し」で登場。
強盗のフリをして沢田綱吉の部屋に侵入。彼がビビっているタイミングで仮死状態になりツナは「正当防衛とはいえ人殺しをしてしまった」という罪悪感に苛まれる。タチが悪いことに最初から事情を知っているリボーンは「覚えてねーのか?寝ながら俺の銃を奪って撃ったじゃねーか」(アニメ版では「死ぬ気弾を撃たれ続けるとその副作用でごく稀に眠ったまま死ぬ気状態になることがある、それが今回発動して眠ったまま殴り殺してしまった」)というでまかせを言ってツナをさらにメンタル面で追い詰めたりしている。
その後、紆余屈折の末、雲雀恭弥が獄寺隼人の放ったダイナマイトを弾き返した際の爆発に巻き込まれそうになったため咄嗟に仮死状態を解除して爆発をかわし、「いやー本当に死ぬところだった、危ない危ない」と呟きながらツナに正体を明かす。
曰く「日本に遊びに来たついでに10代目であるツナに挨拶代わりとしてせっかくだから能力を披露した」らしいが当然人様の命を奪ってしまったと思い込んでいたツナからは「他にやり方あるでしょ!」とツッコまれた。
あまりにもしょうもないオチに
獄寺「全くリボーンさんは〜」
山本「このおっさんおもしれー」
などと周りが大笑いする中、ただのドッキリだと判明して安心した反面、メンタルが疲弊し切っていたツナはハルと共に脱力してしまい、もはや怒る気力もなかった。
アニメ版ではエピソード冒頭でドッキリを仕掛ける前日の夜に沢田家前でリボーンと示し合わせの会話をするシーンが追加された。
単なる一発キャラかと思いきやヴァリアー編では門外顧問チームのラル・ミルチ達のピンチを密かに救うという活躍を見せており特殊工作員の肩書は伊達ではない様子。