概要
主人公が廃材置き場で拾ったメイドロイド。メモリー損傷により記憶が喪失していたため、修復まで主人公の家で家事をしながら同居をし、やがて恋心を抱く。
正式名称はTYPE-SAKUYA A9で、ユーミアは個体識別名である。
中の人は水原 薫。
TYPE-SAKUYAシリーズ
綾小路重工業が発売している汎用メイドロイドシリーズ。家事手伝いを主な使用目的としてされていて、高価格設定ながら予約は1年待ち。公式にはA6型まで発表されている。
A6までは実はプロトタイプで、A7以降は戦闘用ロボット。ユーミアはその戦闘用ロボットの最新型で一体しか存在しない。
- A1型
試作1号機。
人工知能暴走による事故を起こし、綾小路重工人工知能研究所最下層フロアに封印される。TYPE-SAKUYAシリーズの基礎となる。
- A2型
TYPE-SAKUYAシリーズの試作型で、市販はされていない。
- A3〜6型
TYPE-SAKUYAシリーズの市販型。A3からバージョンアップを続け、現行型はA6である。
- A7、8型
公式には発表されていない、戦闘用ロボットのナンバー。ヤンデレ惨の制作ブログにて登場するが、綾小路重工人工知能研究所にてユーミアにシステムを乗っ取られ沈黙する。
- A9
ユーミアのこと。数々の新装備を搭載し、一体のみ存在している。詳しくは後述する。
機体
人間と同様で、見た目は金髪の濃い青色のメイド服を着た少女となっている。金属製の脚部とヘッドギアが特徴。胸が大きい。
自己修復機能を搭載し、ある程度の故障は勝手に修復していく。
ミスカトニック神秘物理学部第三研究室が開発した「システム・ワルプルギス」により、人工知能は人間同様の感情表現が可能となっている。但し理論上ではシステム全体が感情に支配されることはないとなっている。
動力源は欧州原子核研究機構製の「クェーサーエンジン」を2基、脚部に搭載している。このエンジンはほぼ無限に稼働することが可能である。
また拘束制御封印とよばれるリミッターを装備し、七号まで開放されるとユーミアの制御封印は完全に開放される。
本編などから固定武装は無いと思われるものの、人間の頭部を足で踏み潰すなど、本体のみの戦闘能力も充分高い。
兵装
兵器として製造されたユーミアは、多種多様な兵器を搭載、使用可能である。
- ガルガンチュア
ユーミアのSランク対人兵装。戦術高エネルギーレーザーと6連装のロケットランチャーの組み合わせとなっている。ロケットランチャーにはパイルバンカーの使用も可能。制作ブログのストーリーにおいて、朝倉 巴はこのパイルバンカーで殺害された。
- ヘカトンケイル
対軍兵装の長距離射程大口径ビーム砲。都市の一区画を容易に吹き飛ばす大量破壊兵器。全長3メートルに及び、使用時にはマスターの承認コードを必要とする。
- クシャトリア
超振動ブレード。ランクは不明だがガルガンチュア同様対人兵装である。ユーミアのスカート内に格納されており、制作ブログではこれがよく登場する。
- オルトロス
犬型の自立支援攻撃機。支援攻撃の他、大型コンテナによる兵装運搬などにも使用される。
- アマテラス
小型攻撃衛星。搭載する兵装などは不明だが、攻撃だけでなく偵察なども行える。
その他、多数の対人対軍兵装及び支援機を有する。