このリクルに凍らせられないものなんか無い! アタシたちに任せときな!
プロフィール
性別 | 女性 |
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出身地 | 不明 |
属性 | 水 |
CV | 松田利冴(ブレフロR) |
英霊シリーズ名 | 宿命の戦姫 |
概要
かつてグランガイアで活躍した、氷の弾丸を撃ち出す銃『リクル』の使い手のガンマン。
リ=クルとはとある国の言葉で『神が創りし氷弾』の意味を持ち、銃の名であると同時に彼女自身の名前ともしている。一人称は『アタシ』。
本名は一貫して名乗っていない。
来歴
早撃ちの名手として数々の功績を上げ、神軍を相手に戦った記録もあるものの、グランガイアのいずれの地域で活動したかについては明らかになっていない。出自も不明である。
大戦より後の記録は一つも無い為、恐らく戦場で散ったと考えられる。
愛銃リクルは自ら使い手を選ぶという古代遺物であり、世界に二丁しか存在しないとされる。
並の者では触れることすら出来ず、故にリクルの使い手は『神に選ばれた者』として周囲から尊敬と畏怖の対象とされる。
卓越したその腕前から、興味を持った者に名を問われる事も頻繁にあったものの、本名を明かすことは決して無かった。それは『リクル』を手にした者は、卓越した技量を授けられる代わりに、自身の名を捧げる契約を課せられる為である。
本名を失うも彼女は恋人のようにリクルを大切に扱い、その銃もまた彼女に応えるかのように威力を高めていったという。
神軍との激戦の中で、彼女は『リクル』と契約を交わした時のことを思い出し、微笑みと共に愛銃にキスをすると、その瞬間リクルは輝きと共に新たな姿に変わったという。
後世の歴史家の間では、リクルは『銃そのものに意志のようなものがある』のではないかという議論がしばしば行われたという。その根拠として、リクルが命の危機に陥った時に、それを守るように銃がひとりでに氷柱を生み出したという逸話が残されている事が挙げられる。
性格
元気ハツラツで天真爛漫な性格の持ち主。上記の理由で名前を失っても、その憂いなどどこ吹く風といったところ。
セリフには愛銃リクルへの愛着がこれでもかと盛り込まれている。
余談
真の名前、しかし……
幻想進化時、唐突に彼女の名前がリクルからミリィへと変わる。
幻想進化とは技術者ノエルの創作という設定のため、これが彼女の本名かは断定できないものの、「成長し銃を制御できるようになり、本来の名を取り戻した」設定で生み出された姿である。
神銃を巡る戦い
続編の『ブレフロ2』では登場しなかったものの、同じ『氷弾を撃ち出す銃』が登場し、その持ち主としてシーナとヴァネッサというユニットが登場している。
それぞれに一丁ずつ銃を所持していた二人は敵対する事になるが、紆余曲折を経て二丁がシーナの手に揃うに至った。彼女もまた二丁揃えてからは別の名を名乗ったとされる。
リクルはそれを受け継いだと考えられるが、詳しい時期や経緯についてはやはり不明である。
シリーズ3作目の『レゾナ』では、異界アートリアに伝わる二丁拳銃使いと同じ名であり、銃と共に名を継承したという説明がなされている。
それ銃?
進化を重ねるごとに、彼女の駆る神銃がどんどん巨大化していき、最終的にはハンドキャノンやアームガンと言わんばかりにゴツくなって、もはや彼女の細い腕で持ち上げられるのかどうかすら怪しいほどになってしまう。
なお幻想進化の姿では元々の小さいサイズに戻されている。