プロフィール
概要
青髪の女剣士。一人称は「私」。
露出度の高い服装をしている他、背中の翼や頭のヒレなど、竜を彷彿とさせるパーツが見受けられる。
六英雄のひとりであるセレナの親友であったという。
来歴
海軍将官の一人娘だが、サーマ王国に仕える騎士でもある。母親の顔を知らずに育ち、幼い頃は生まれつきその身に宿した魔力を制御できず、周囲から気味悪がられていた。そんな彼女だが、父に鍛えられた剣術の腕前は、目にも留まらぬ斬撃を放つことのできる領域に至っており、親友であるセレナ以上とも噂されていた。
だがある日、海軍の堕落を憂いた彼女の父は、その粛清を企み内戦を引き起こしてしまう。
しかし、それは他国の策謀によるものであり、それに踊らされた父を救おうと、彼女はセレナとともに事態の収拾のために尽力する。
しかし、戦禍の中心にいた父は消息を絶ってしまった。
すでに亡くなっていたと思われていた、母の居場所を記す手紙を残して。
その手紙を頼りに旅に出た彼女は、母親が深海に棲息する『海樹』を統べる王の娘であることを知る。
天性よりその身に宿した魔力の正体を知った彼女は、それを拒むことをやめた。
そして、神々との戦いが始まる。
彼女は急ぎ祖国へ引き返し、親友セレナの危機に駆けつけ、真の力をもってして神々を瞬時に一掃する。
そんな最中、人でありながら神々に属した魔法使いウルキナの襲撃に遭う。
最初は海樹の魔力をもってして猛火を鎮圧し、ウルキナを追い詰めたものの、敗北を悟ったウルキナが秘術を発動させる。
瞬時に親友を庇った彼女だが、その姿は忽然と消えていた。
次に彼女が意識を取り戻した時、自身が別の存在に成っていたことを知る。
しかし、すぐに安心して瞳を閉じた…………母の温もりを感じながら、静謐な海溝の底で。
性格
物静かで内向的な性格と伝えられており、常に丁寧語で他者と距離を置いているかのように見受けられる。
父とセレナの愚痴の聞き役に立っていたが、時々不意打ちのように切り返す言葉は辛辣そのものだったと伝えられている。
趣味は『セレナ観察』(ファントムオブキルのコラボユニットより抜粋)。