概要
2008年5月15日にマーベラスエンターテイメントより発売されたルミナスアークシリーズの第二作目。
新たなシステムとして、主人公ロランが使える特殊能力「エンゲージ」が登場した。
また、ストーリー中の選択肢による判定でアルティかファティマのヒロインエンディングに分岐する。
前作での一部装備品が「ラピスアーツ」というものに統合され、フリーバトルが任意で受注する「クエスト」に変更された。また、いわゆる「温泉バトル」という、エクストラダンジョンに代わるバトルイベントが登場。その他、前作よりもインターフェイス面でかなりの改善が図られている。
主題歌は「Unlimited World」(歌:KΛNΛ)。
主な登場人物
カルナヴァ王国
本作の主人公である見習い少年騎士。素直で心優しい性格。
物語の始まりで起きた騒動で「ツール」なるものが手に融合してしまい、ルーンナイトとして魔女たちと行動することになった。
武器は「片手剣」。
身長168cm。17歳。
ラッシュ(声:高橋広樹)
ロランの兄。ロランと共に騎士を目指し、日々訓練に励んでいる。
豪快で細かいことを気にしない性格で、悩むロランを時に励ます。
武器は「槍」。
身長174cm。19歳。
ロランとラッシュの幼馴染で、共に訓練に励んでいる少女。
極度の料理音痴で、ロランが失神するほど酷い料理をつくる。
幼少時の両親が死んだ火災がトラウマとなっており、炎を恐れる。
武器は「弓」。
身長156cm、バストサイズCカップ。15歳。
ガストン(声:最上嗣生)
鉄犀(てっさい)騎士団長でロランとラッシュの父スタンの盟友。「堅牢なる紅き鎧」と呼ばれる武人。
武器は「斧槍」。
身長188cm。42歳。
リヒテル(声:梯篤司)
鋭鷹(えいおう)騎士団長。「アークラスター」と呼ばれ、人気の高い騎士。
武器は「ランス」。
身長174cm。27歳。
ソフィア(声:田中理恵)
若くしてカルナヴァ王国を治める女王。
身長166cm、バストサイズFカップ。25歳。
シュタイナー(声:福山潤)
賢鹿(けんろく)騎士団長でリーナの兄。魔法を使えるようになる器具「ツール」の開発者。
プライドが高く、ロランに「ツール」が適合したことに嫉妬している。
双剣の使い手。身長170cm。21歳。
スタン(声:中多和宏)
ラッシュとロランの父。
かつての王国騎士団長で、現在は王府訓練所の教官。
身長180cm。44歳。
レンドル(声:志村知幸)
カルナヴァ王国執政院の大臣の一人。
魔法技術省の長官。
グリム(声:荻野晴朗)
カルナヴァ王国執政院の大臣の一人。
情報省長官。
ブルーナ(声:吉開清人)
カルナヴァ王国執政院の大臣の一人。
財務省長官。
レヴ魔法協会関係
本作のヒロイン。レヴ魔法学園で一人前の魔女となるため修行している見習い魔女。
女王ソフィアの元へ親書を届けに来た際にロランと出会うこととなる。
「フェザースタッフ」を用い、火の魔法を操る。
身長154cm、バストサイズBカップ。16歳。
「閃光の魔女」の肩書きを持つ光を司る魔女。レヴ魔法協会を束ね、魔法学園の学長も務めている。
豪快でいい加減な性格だが、魔女のリーダーとしての強い責任感も持っている。
「教鞭」をふるい、光の魔法を操る。
身長164cm、バストサイズDカップ。24歳。
「慈水の魔女」の肩書きを持つ水を司る魔女。
マイペースでのんびりとした性格。美味しい水に強いこだわりを持っており、水のことになると人が変わる。
「水の扇」を振り、水の魔法を操る。
身長162cm、バストサイズFカップ。23歳。
「翠蘭の魔女」の肩書きを持つ木を司る魔女。
子供らしさの残る性格だが、12歳にして司の紋に力を認められた少女。
「ハンマー」をふるい、木の魔法を操る。
身長142cm、バストサイズAカップ。14歳。
ポプリの弟。見習い僧侶。
素直だが気弱な性格で、姉には炊事洗濯、カニ獲りなどこき使われている。
武器は「杖」(大型ビータ)。
身長144cm。12歳。
「舞風の魔女」の肩書きを持つ風を司る魔女。長命で翼を持つ「羽の者」という亜人種。
マイペースでつかみ所がない性格をしている。
「トランペット」を用い、風の魔法を操る。
身長152cm、バストサイズBカップ。?歳。
アルティの姉でレヴ魔法学園の理事。
実は他の魔法を無力化する「銀の魔法」を使う「銀月の魔女」。
武器は「刀」。
身長?cm、バストサイズDカップ。?歳。
氷影の魔女一派
本作二人目のヒロイン。「氷影の魔女」の肩書きを持つ闇を司る魔女で、強い口調で相手を突き放すような言動が目立つ。
マスター・マティアスの目的を成し遂げるために、魔女戦争を引き起こした張本人。
「アイスウィップ」を用い、闇の魔法を操る。
身長160cm、バストサイズEカップ。19歳。
歴代のマスター(レヴ魔法協会の統括者)に仕えてきた猫の使い魔。現在はファティマと行動を共にしており、ゴーレムを使役する。
武器は「小骨ワンド」。
身長80cm。?歳。
マスター・マティアス(声:樋口智透)
かつてのマスターで、ファティマが心より敬愛する人物。 戦闘では剣を振るう。
盗賊団ロゼットロッソ
盗賊団ロゼットロッソの頭である少女で「朱弾のカレン」の二つ名を持つ。
ラピスティアを手に入れるために魔女を狙う。リーナは彼女に面識があるようで…。
武器は「銃」。
身長158cm、バストサイズCカップ。16歳。
エース(声:箭内仁)
ロゼットロッソの一員で、「千速のエース」を名乗る。
情報収集や偵察を得意とする。
身長180cm。22歳。
ドンキー(声:原沢勝広)
ロゼットロッソの一員で、「ねじ回しのドンキー」を名乗る。
異国の技術を利用し、様々なメカを作る。
身長160cm。22歳。
その他
キャパ(声:川田紳司)
彫刻、絵画、念写、多方面で活躍する天才芸術家。
魔女雑誌「マジョ通」の編集長でもある熱狂的な魔女マニア。
武器は「ギターボウガン」。
身長170cm。24歳。
バルバ(声:志村知幸)
狼男のような姿をした、ハウルビーストの王を名乗る存在。
人間を滅ぼし、ハウルビーストの世界を作ろうとしている。
4000年前の古代ナヴル時代、多くの人々を救って「聖女エリシア」と讃えられた殿堂魔女。
身長154cm、バストサイズBカップ。?歳。
前作からのゲストキャラクター。条件を満たすと仲間になる。
賢者パヤンの弟子として修行中の見習い魔女。おとなしいがしっかり者で、テレスの双子の姉。
武器は「麺棒」。
身長?cm、バストサイズAカップ。?歳。
前作からのゲストキャラクター。条件を満たすと仲間になる。
賢者パヤンの弟子として修行中の見習い魔女。明るく活発な性格で、アリスの双子の妹。
武器は「ほちょう」。
身長?cm、バストサイズAカップ。?歳。
迷言
「私はまだ10%の力も出していないぞ」
マスター・マティアスが復活し、主人公たちとの初戦闘後に言うセリフ。
今時、少年漫画でも見れないようなセリフであるが、マスター・マティアスの恐ろしさが伝わってくるだろう。
ちなみにマティアスは「魔剣振衝」というアーツ(MPを消費して使う技)を持っているのだが、本当に手加減しているのかほとんど使ってこない。
さらに二周目以降はレベル引き継ぎの高レベルキャラで瞬殺できるため、本当に披露する場面がないアーツである。
「我こそが、バルバだ!」
誰もが予想できなかった展開である。これに関しては自らの目で確認するのがいいだろう。
この話を肯定できるか、それとも否定してしまうかで「ルミナスアーク」という作品との付き合いがどうなるかがわかる。
「コアバーストッ!」
技名:コアバースト
発音:クォアヴァァストゥオォ!
シュタイナーが最後の力を振り絞り、自分の命と引き換えにバルバに放った大技。
ちなみに後でバルバは復活する。
「僕がルーンナイトだ!」
ルミナスアーク2ウィルの主人公、ロランが戦闘時に何か行動を起こした際に出るセリフ。
このセリフが出る確率が非常に多い上、ルーンナイト数千年の歴史の重みに対する必死さが伝わってくるため某掲示板でも多大にリスペクトされる。
「ルーンナイト」というのはカルナヴァ王国に伝わる伝説の魔法騎士らしいのだが、ロランが「マスター」になった途端その名前はまったく聞かなくなり、設定の必要性すらわからないまま小峰シナリオの闇に葬られる。
そのため終盤に控えているバルバの正体とコアバーストの影に埋もれ、忘れ去られてしまうことが多い。
注:ゲームにおけるロランの一人称は「ボク」である。お間違えなきよう。
「騎士として……お前にはしなやかさが足りない……」
ロランとラッシュの父、スタンが死に際にラッシュに伝えた言葉。
このセリフはルミナスシリーズでは珍しく、言われた側がネタにされている。
思えば、このセリフがラッシュのこの後の戦闘における死亡フラグだったのかもしれない。
韋駄天を三つ装備してもまともに前線に出れないのはどうしたものか。
信じられないことだが、ラッシュとのラストブレイクではラッシュがマスターになったロランに勝つ(訓練ではあるが)という、驚異的なまでのしなやかさを見せ付けている。
訓練後、本編では(姿が)見られなかったラッシュの良い兄としての姿が描かれている。
ちなみに余談ではあるが、09/11/26付けのルミナスアーク3アイズ開発ブログにおいて、ラッシュは元々「しなやか」という設定で描かれた、ということが暴露(?)され、どこか含んだ物言いをされている。
どうかラッシュに愛の手を。
エンゲージ
ルーンナイトが行使できる、契約した魔女の力を一時的に装備するシステム。
その最大の特徴は「実行の度に魔女のウエディングドレス姿が表示される(スキップ不可)」である。
「ここでの我は強いぞ、フハハハハ。」
バルバが自身のホームグラウンドに来たロラン一行に発したセリフ。
実際の強さはともかく、倒さないとお話にならないヤツはフルボッコにされるのがお約束。