概説
ライトノベル作品ゼロの使い魔に登場するアンリエッタ・ド・トリステインは、作中の舞台となる王国の王女で後に女王に即位する。
その一方で自身の親友でもあるメインヒロインのルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールとの懇ろな関係を知りながら、主人公の平賀才人に惚れ込んでいき、横恋慕も辞さない状態までになってしまう。
これにはかつて最愛の想い人であったいとこのウェールズを戦争で失った事、その彼に「自分を忘れて、他の人を愛してほしい」と言い遺された事、そして傷心を負ったまま国王に即位したという大きな事情があった。
才人に惚れたのも純愛によるものであり、自身を支えてくれる誰かを求めるのはある意味で致し方なかったのである。
ただ王族でもある彼女のこの動向は、一部のファンには否定的な評価となったようである。
転じて現在ではアンリエッタ関係以外でも文字通り淫乱な王族の女性を指すタグとしても用いられており、様々な二次創作の題材となっている。