概要
小説『転生したらスライムだった件』の登場人物であるヴェルドラ=テンペスト×カリスの腐向けカップリングタグである。
二人とも精神生命体である為性別はないのだが、見た目が男寄りの為BLとする。
ヴェルドラ日記&書籍にて
イフリートには、Web版ではリムル様に捕食された以降出番がない。
しかし、単行本漫画の発行に伴い漫画巻末に原作者様書き下ろし小説「ヴェルドラのスライム観察日記」(通称:ヴェルドラ日記)が収録されるようになり、第2巻よりイフリートはヴェルドラの話し相手としてヴェルドラのいる無限牢獄内に引き込まれる展開となっている。
以降、ヴェルドラ日記の終了する16巻まで、2人はヴェルドラ復活するまでの2年間を同じ空間で過ごしている。
基本的にイフリートが生真面目な為、2人は主従のような関係に見えるのだが、第6巻にてイフリートはヴェルドラに「貴様は我と友達だよな?」と発言されるなど、ヴェルドラにとって第二の友としての関係も持っている。
その為、ヴェルドラ日記では2人の絶妙に砕けた会話が多く見られる。
第16巻では、ヴェルドラ復活に伴い智慧之王の計らいにより、イフリートと魂の回廊を繋げ復活した後でも会話ができるようになっている。
そこでヴェルドラは、いつかかならずイフリートをその場所から解放してやる。と約束をしている。
漫画版ではまだイフリートは復活していないが、書籍版第11巻にて約束通り、リムルへのヴェルドラの説得のかいもありイフリートは依代を得て復活している。
復活の際に使用した魔核や依代もヴェルドラに関係するカリュブディスの魔核の抜け殻や、魔銅にヴェルドラの魔素を過剰に投与して変化した竜気魔銅を使用している。
その後、復活直後は女性型だったりしたもののヴェルドラにより『カリス』という名を貰ったイフリートは男性型に戻りつつ、ヴェルドラの影響で風属性の力も手に入れ、ヴェルドラ唯一の配下としてテンペスト陣営に仲間入りする。
本編書籍とは別に、書籍版転スラの連載元であるCGNOVELSの創刊7周年記念SSにて、ヴェルドラとカリスで様々な場所を旅行する「カリスの受難な一日」が執筆されている。
ここで初めてヴェルドラがカリスを「相棒」呼びしている。
スピンオフ作品にて
転スラスピンオフ作品である「転スラ日記」で登場するイフリートは、通常衣装とは別にエプロンまたは割烹着、ヴェルドラは甚平を着てちゃぶ台を囲む場面が何度か見られる。
リムル達がキャンプしているのを見ている二人の部屋が遊ぶものでぐちゃぐちゃになってるコマではその中にツイスターゲームがあるなど少し意味深になりかねないものもある。
子ども達に精霊を宿した話ではイフリートが初めて薄く笑ったのを、ヴェルドラがクッキーあげるからもう一回見せてとせがむ場面も。
ハロウィン回では何故かヴェルドラとイフリートの仮装をして腕を組む男女の"カップル"らしきモブがいる。カップルがヴェルドラとイフリートの格好をしている。
⚠️表記揺れについて
ヴェルカリは「ヴェルドラ×カリス」のカップリング名だが、これを「ヴェルドラ×イフリート」のヴェルイフと同義にしてはいけない。
『イフリート』はまだ名を授かっていない胃袋の中であり、『カリス』は名付けしてもらった後の話。
ヴェルイフの場合「ヴェルドラはまだ胃袋の中or受肉済でありイフリートはまだ胃袋の中」。
ヴェルカリの場合「ヴェルドラ、イフリート共に受肉済」。
イフリートとカリスでは見た目も変わっているためそこの棲み分けが大切である。